月曜の夜10時枠、関テレ×草彅剛さんと聞けば、ソワソワしちゃう人、少なくないですよね?
だけど今回は「ちょっと盛り上がりに欠けるかも?」なんて批判の声も。
SNSや掲示板からも、「可もなく不可もなく」「期待より普通だった」といったリアルな意見が目立つようです。
とはいえ、演技派俳優たちが揃い、ヒューマン×サスペンス×ラブが交錯するこのドラマ、『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』。
一筋縄ではいかない複雑な感情と、関テレらしい深みのある脚本がじわっと効いてきます。
『終幕のロンド』盛り上がらない?視聴者の辛口批判レビュー続出!
感動より説教くさいと批判!
初回の放送が終わるや否やX(旧Twitter)では「泣かせよう感が強すぎる」「現実味がない設定に集中できない」など、少々シビアな声が噴出。
第2話で描かれた亡き父の700万円を探す兄妹のエピソードでは、「タワマン暮らしの交通整理員って現実的?」「留学費用700万円って設定が浮いてる」とツッコミの嵐でした。
確かに、あれはテレビ的演出が強めでしたよね。
「ヒューマン」より「ゴタゴタ」
本来のテーマは遺品整理を通じて命の重さを見つめる。
けれど御厨家のドロドロした人間模様、記者の潜入取材、親子・夫婦の確執などエピソードが多層的すぎて焦点がぼやけた印象も。
ある視聴者は「温かい再生ドラマを期待してたのに、企業ドラマと恋愛と家族問題まで全部詰め込みすぎ」とこぼしていました。
『終幕のロンド』カンテレだからこそ生まれた!優等生じゃないドラマ
関西テレビが制作するドラマって、ちょっと他と違いません?
キー局の作品が「キラキラ俳優×ベタ展開」でまとめてくる中、カンテレは妙に生々しいところを攻めてきますよ。
今回も遺品整理をテーマにした、なかなか重めの題材。
でも、それを単なる悲劇じゃなく、湿っぽすぎない人間ドラマに昇華しているのがこの局の底力です。
主人公・鳥飼樹(草彅剛)は死に最も近い場所で生きる遺品整理人。
依頼人が抱える未練や家族の秘密が丁寧に描かれる一方、傍らにいる仲間たち(塩野瑛久、八木莉可子、中村雅俊など)の人生も絡み合ってくる構成。
ただし、第2話あたりから「話を詰め込みすぎ!」という声も。
御厨ホールディングスの不正疑惑、余命宣告を受けた母(風吹ジュン)、絵本作家の妻(中村ゆり)との交流。
全部ドラマ一本分のネタなのに、まとめてサンドされてるもんだから視聴者は「え、どこがメイン?」と混乱状態です。
視聴者のツッコミスイッチが止まらない
「700万円のバレエ留学費を探して!」って依頼、いやいや設定が現実離れしすぎ!
「御厨家のトラブル、昼ドラ的でちょっとやりすぎ」など、ツッコミどころ満載。
SNSでは共感より違和感なんてタグが立ち上がってもおかしくないレベルです。
とはいえ、そうツッコミながらも見るのをやめられないのがこのドラマの不思議。
草彅さんの「心を揺さぶる演技」って、もはや国宝級。
彼の声の温度が、物語の不自然さを中和してくれますよね。
ああ、これが「つよぽんマジック」ってやつかな。
俳優陣のキャラが濃い!
彼が出るとドラマが締まります。
風吹ジュンさんの母親役も、穏やかでありながら深い悲しみがにじむ。
小柳ルミ子さんの財閥夫人ザ・昭和感も妙に味わい深いし、村上弘明さんの低音ボイスは相変わらず渋いです。
ただ、主人公の草彅さん以外のキャラクターが少し薄く、「この人、必要?」と思わせる時も。
せっかくの豪華キャストなのだからもっと脇役も深堀りして欲しいかな?
ストーリーより俳優の存在力で見せる構成に偏ってる感じですね。
よくある質問
Q1. 「終幕のロンドー」ってタイトルの意味は?
ロンドーとは音楽用語で「同じ旋律が繰り返し登場する形式」。つまり、人の出会いと別れ、喪失と再生が何度も繰り返される人生そのものを象徴した言葉です。
Q2. モデルになった実在の会社や事件はある?
現時点で公式発表はなし。ただし、孤独死・生前整理業界をリアルに描くため、実在の遺品整理業者から取材を受けたと制作スタッフ(三宅喜重プロデューサー)が『カンテレタイムズ』(2025年10月12日配信)でコメントしていました。
Q3. 脚本家の高橋美幸さん、他にどんな作品を?
代表作は『僕の生きる道』『37歳で医者になった僕』など。いわゆる僕生きシリーズを手がけた人で、今回もその系譜に位置づけられています。
Q4. 物語のテーマは一言でいうと?
生きるとは、誰かの想いを引き継ぐこと。
悲しみを抱えながら、それでも前を向く人々の小さな再生の物語です。
まとめ
正直、脚本の構成にはバラつきがあります。
「泣かせに来てるな~」と思う場面も多いし、中盤が散漫なのも否めない。
だけど、それでも最後まで見たくなるります。
草彅剛さんが見せる、何も言わなくても伝わる優しさ。
あの沈黙の奥にある憂いが、このドラマ全体の静かな熱になってるのでしょう。
「やっぱりカンテレで草彅を見ると、見ずにはいられない」。
そう思わされるあたり、さすがつよぽん、恐るべしです。
