いや〜、三谷幸喜さん、とうとうやってくれましたね。
新ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(略して、もしがく)がスタートした瞬間、ネットの空気がちょっとザワついたの、あなたも感じませんでした?
「昭和×三谷×豪華キャスト」って聞いたら、そりゃ期待も爆上がりですよ。
舞台も映画も名作だらけの三谷ブランド、満を持してフジの水10に降臨!
だったのですが、ふたを開けたら「なんか違う?」という声がちらほら。
ファンも混乱しながらの笑ってツッコむ鑑賞会状態。
そんな今作、いったい何があったのか、皆さんの声を整理しつつ見ていきましょう。
批判の声が止まらない!?
登場人物が多すぎて誰が誰だかわからん!
SNSで一番多かったのがこの声。
「初回で20人近いキャラを一気に登場させるってどうなの?」というツッコミが炸裂。
実際、登場するのは菅田将暉さん、二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さん、市原隼人さん、秋元才加さん…と、主役級がゴロゴロ。
ある視聴者はTVerのコメントで「テロップで紹介された数が多すぎて、覚える間もなく物語が進んでいった」とぼやきつつ、「視聴者に課題出しすぎ」とつっこみ。
確かに、ドラマというより舞台のダイジェストのようなテンポです。
「昭和感」がキラキラしすぎ問題
SNSでは「金かけて『昭和っぽいでしょ』を演出してるのが逆にリアルじゃない」と厳しい声。
あるレビュアーは「ノスタルジーって埃っぽさや哀愁が大事なのに、これは昭和テーマパークだ」とバッサリ評していました。
ただし、千葉県茂原市に再現された渋谷のオープンセットは圧巻。
実在の建物配置に忠実だったそうで、ロケスタッフが本当に迷子になったという裏話まであるとか。
そこは三谷チームの本気、さすがです。
構成が散漫すぎて感情置いてけぼり
「展開がトロいのに、場面転換は高速」という謎リズムも指摘ポイント。
SNSでは「感動ポイントを探す間もなく次のシーン」「感情が育つ前に転換」といった感想多数。
特に第1話では、菅田将暉さん演じる久部三成が、劇団を追放→芸能街で漂流→ストリップ劇場で再生という波乱展開ですが、視聴者的には「え、今どこ?」と混乱しがちとの声。
これも三谷節のスピード会話×群像劇、ゆえでしょうが、舞台では映えるこのテンポ、テレビだと少々カオス気味。
一方で絶賛の声も!
とはいえ、「おもしろい派」も確実に存在。
特に二階堂ふみさんの妖艶な演技には「エモすぎる」「まさに1984年の空気」とゾッコンな声が多数。
また、「菅田くんの蜷川幸雄オマージュ演技が天才的」と演劇ファンから高評価も。
さらに「一見地味だけど、第3話あたりで世界観が一気に動き出す」と肯定派も出始め、三谷ワールドの真価は後半戦に隠れていると期待されています。
よくある質問(Q&A)
Q. タイトルの意味は?
A. シェイクスピア『お気に召すまま』の一節「この世はすべて舞台、人はみな役者にすぎぬ」へのオマージュです。ドラマ全体が「人生=芝居」「日常=演出」というテーマで貫かれています。
Q. 実際の撮影場所はどこ?
A. 東京・渋谷を完全再現した巨大セットを千葉県茂原市に建設。80年代の繁華街を1ブロック再現するため、制作費はフジの今期ドラマで最高と言われています(朝鮮日報エンタ報より)。
Q. モデルになった人物は?
A. 菅田さん演じる久部は、若き日の三谷幸喜さんがモデル。彼が学生時代に渋谷の劇場で働いていた頃の実体験が基になっています。
まとめ
初回放送で「三谷さん、どうした?」と戸惑った人も多い『もしがく』。
でも、第3話以降でようやく登場人物たちの輪郭がくっきりしてきて、「これぞ三谷!」という空気が戻りつつあります。
正直、テンポや構成は万人受けではないかもしれません。
でもね、混沌の中に光る言葉の妙や舞台的な間(ま)は、やっぱり三谷幸喜にしか作れない世界。
思わず首をかしげつつも、「次週も見てみるか」と思わせる。
この計算された違和感。
さすがだなぁ、と感じた方も多いことでしょう。

