NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺 (つたじゅうえいがのゆめばなし)〜』が2025年1月から放送がスタートしました。
18世紀の半ば、33歳で「江戸のメディア王」として時代の寵児となった蔦重。
喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎といった、のちに日本が世界に誇るアーティストの才能も見出していきます。
そこで今回は、
- NHK大河ドラマ『べらぼう』に対するネットの声
- 蔦屋重三郎は何した人
- 蔦屋重三郎の経歴プロフィール
についてご紹介します。
NHK大河ドラマ『べらぼう』に対するネットの声!
印刷博物館の常設展に蔦屋重三郎の『吉原細見』があった。
— ❷❽(にわ) (@between_sin_and) January 13, 2025
今年の大河ドラマ『べらぼう』を観てるから、おお!これが!と思って写真撮っちゃった。 pic.twitter.com/r0FvEWB3g0
ネットでは下記のような声が多くポストされていました。
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」とのコラボお線香を4階和と紙のフロアにて販売中!
— 大丸藤井セントラル【公式】 (@daimarucentral) January 17, 2025
江戸のメディア王こと蔦屋重三郎。彼の勢いと哀愁を奥深い甘さとスモーキーさのある香りで表現。ムスクとローズウッドのリッチなお香のような香りがしっかり広がります。#大丸藤井セントラル pic.twitter.com/DeG90lKosi
NHK大河ドラマ「べらぼう」第一話を鑑賞。蔦屋重三郎がいかに出版人となっていくか。何冊か本を読みましたが、すでに設定が違ったり、これからの展開が楽しみです。もう一つ。春日太一さんと回った『時代劇聖地巡礼』の寺社が撮影場所にいっぱい使われてるのもたまりません。鑑賞のお供にこの2冊を pic.twitter.com/lbV1JIMOAk
— 三島邦弘 (@mishimakunihiro) January 12, 2025
#べらぼう の蔦屋重三郎の墓所がある東浅草の誠向山正法寺を参拝。東京メトロの街めぐりスタンプラリーをやっていて、偶然スタンプスポットが蔦重の墓所であると知った。お寺が立派なビルで驚いた! pic.twitter.com/vYNSzrVJZN
— オフィスものもら (@Office_monomora) January 16, 2025
貸本屋と聞くと、今のTSUTAYAと関係が?と思いませんか。
— かかまつ (@kakamatsukk) January 5, 2025
増田宗昭会長は、祖父の家業の屋号「蔦屋」から「蔦屋書店」と命名。当時は蔦屋重三郎を知らなかったと明言されています。
「祖父は知っていて屋号にしたのかもしれませんが、これはわかっていません」
何とも不思議なご縁ですね。#べらぼう pic.twitter.com/NdV4i6toqw
古書の博物館・西尾市岩瀬文庫で、現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に合わせたミニ展示が開かれています📖 主人公の蔦屋重三郎(蔦重)に関連する江戸時代の刊行物を、12月の放送終了までドラマの内容に応じて紹介します。#東海愛知新聞#西尾市#大河ドラマ#べらぼう pic.twitter.com/qUkZOkukQ4
— 東海愛知新聞 記者 (@tokai_kisya) January 17, 2025
【大河べらぼう】花の井役・小芝風花さんインタビューを再掲
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) January 12, 2025
さっそく花魁の才気と心意気を見せてくれました。蔦屋重三郎とは幼なじみで互いに支え合う間柄。吉原の女性の悲哀に「台本を読んでいるだけで涙が出てきます」。 #大河べらぼう #小芝風花 #横浜流星 https://t.co/ePlbLpLnKP pic.twitter.com/IiaRGyTWUO

NHK大河ドラマ『べらぼう』ってすごい人気だよね。



日曜日のXに必ずNHK大河ドラマ『べらぼう』がトレンドになってるよ。
蔦屋重三郎は何した人?
\#大河べらぼう 放送開始!/
— 【公式】特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」/特別展「江戸🪭大奥」 (@tohaku_edo2025) January 5, 2025
いよいよ本日夜8時から、大河ドラマ「べらぼう」放送開始です!
江戸のメディア王、蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯をどうぞお楽しみください✨
4月22日から #東博 で開幕する#蔦重展 では、蔦重と関わりのある作家たちの作品を展示いたします。こちらもお楽しみに! pic.twitter.com/M6HAMMOOFI
蔦屋重三郎は一言でいえば「本屋さん(版元)」です。
多数の作家、絵師を世に送り出し、後世に残る作品を数多く刊行しました。
文学研究者の鈴木俊幸さんは
「当時を代表する錦絵や草紙類を世に出したというだけではなく、文芸の史的展開に深く関与したという点でも注目すべき板元である」
と評しています。
また、庶民に飽きられないよう流行の最先端を追い求め、新しいもの、おもしろいものに積極的に飛びつき、形にしていった人物です。
江戸を代表する版元で天明後期から寛政中期の江戸文化界を席巻しており
歌麿や写楽、馬琴、十返舎一九といった多くの逸材を世に送り出しています。
当時、同じような仕事を行った版元が多数いたが、当時も今も蔦屋重三郎ほど注目を集めた版元はいなかったのだとか。
蔦屋重三郎の仕事は、本を売るだけではなく作品の内容から作家の選定、その製品化まで全てプロデュースしていたそうです。
読書や観劇は庶民の大きな娯楽でしたから、流行の最先端の仕事といえます。



田沼意次が失脚し松平定信の時代になると、娯楽への取り締まりが厳しくなったそうだよ。



財産の半分を没収されたけどそれでもめげずに作品を発表し続けたんだよね。
蔦屋重三郎の性格
週刊朝日ムック「歴史道」VOL.37で、大河ドラマ「べらぼう」で蔦屋重三郎を演じている、横浜流星さんのインタビューをしています。「戦場ではなく『商いの戦い!』人間同士の交流を観てほしい」そうです。よしなに!https://t.co/B40qNXL6OX pic.twitter.com/DYCu34zuRC
— 哲舟 (上永哲矢) (@Tetsu_uenag) January 9, 2025
重三郎の性格についてまとめると下記のようになります。
才能に目を付けた場合は投資を惜しまない性格
秀れた気性
度量が大きく細かいことにこだわらない
人に対しては信義を尊重する
蔦屋重三郎は喜多川歌麿や十返舎一九などが該当し、食客として自身の店で衣食住を世話した記録が残されている。
重三郎は低姿勢で恩と縁を巧みに活用して経営を行っていた。
こうした交際に強い力を発揮したのが生来より強いコネクションのあった「吉原」で、重三郎は多数の芸術家、知識人と吉原で遊んだという記録が残されています。
歌麿や写楽の才能を発掘したり、南畝や京伝の傑作を生む下地を作るなど、文学や絵画に対する理解力は人並み以上に優れていたといえます。
重三郎の父親や母親、妻について!
蔦屋重三郎はべらぼうにカッコイイんだけど、
— ウァン・ジャック (@pandamenchi) January 12, 2025
平賀源内のこの表情がべらぼうに面白くて勘弁して🤣
#大河べらぼう pic.twitter.com/yLXMmIlyNe
父親:尾張から江戸へ出てきた丸山重助
母:江戸に住む広瀬津与
妻:錬心妙貞日義信女 文政8年10月11日
蔦屋重三郎の父親は尾張から江戸へ出てきた丸山重助、母は江戸に住む広瀬津与とされており兄弟があったかどうかについては不明です。
重三郎は喜多川氏(蔦屋)へ養子へ行くことになります。
ただ後年、日本橋通油町に進出した後に父母を迎え入れていることから、良好な親子関係だったようです。
母の広瀬津与は教育熱心であったとされ、太田南畝の碑文には母の教育により強い意志を持ったことが重三郎の成功の一因だったと記されています。
なお、重三郎の養子先の喜多川氏(蔦屋)については、どのような商いを行っていたかは明らかになっていません。
養父については吉原仲之町の茶屋「蔦屋利兵衛」や吉原江戸町二丁目の「蔦屋理右衛門」などの説があるそうです。
次に重三郎の妻についてですが、正法寺の過去帳に記された「錬心妙貞日義信女 文政8年10月11日」だといわれています。
子供は二代目を継いだ番頭の勇助が養子になったとみられています。



養子になった経緯などは大河ドラマ「べらぼう」で描かれるのかな?



たのしみ~。
蔦屋重三郎が見出した戯作者や浮世絵師
【大河ドラマ「べらぼう」】
— Tokyo Art Beat (@TokyoArtBeat_JP) January 11, 2025
蔦屋重三郎がいなければいまの浮世絵はなかった! 江戸の美術と文化の革新者“蔦重”とは https://t.co/GZ3fvPR23i
横浜流星が主演の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。 日本美術と文化の立役者、蔦重とはいったいどんな人物だったのか? pic.twitter.com/Zfw4z2XIvD
狂歌師
四方赤良
『狂歌狂文 老莱子』『狂歌新玉集』『狂歌才蔵集』を刊行
唐衣橘洲
『俳優風』『狂歌初心抄』『狂歌部領使』などの撰者
朱楽菅江
『鸚鵡盃』『潮干のつと』
宿屋飯盛
『吾妻曲狂歌文庫』『古今狂歌袋』『絵本虫撰』『龢謌夷』
鹿津部真顔
『狂歌網雑魚』『狂歌才蔵集』『狂歌部領使』などに撰者
戯作者
朋誠堂喜三二
『文武二道万石通』
恋川春町
黄表紙『金々先生栄華夢』『鸚鵡返文武二道』
山東京伝
寛政3年『仕懸文庫』が摘発され、手鎖五十日の刑に処された
唐来参和
『通神孔釈 三教色』
曲亭馬琴
『椿説弓張月』『南総里見八犬伝』
十返舎一九
『東海道中膝栗毛』
浮世絵師
喜多川歌麿
『身貌大通神畧縁記』に挿絵を描いて以降、歌麿と改号
寛政3年美人大首絵によって美人画家の第一人者
東洲斎写楽
寛政6年149作品の役者絵を蔦屋から一気刊行した浮世絵師
北尾重政
『一目千本』
北尾政美
鍬形蕙斎の名でも知られる浮世絵師
窪俊満
錦絵『六玉川』を制作
今回ご紹介した方たちはごく一部です。
蔦屋重三郎の経歴プロフィール!
もっと知りたい蔦屋重三郎#蔦屋重三郎 #蔦重 #つたじゅう #べらぼう #東京美術 pic.twitter.com/dqtJvellKE
— モヤリ (@moyaring) January 16, 2025
- プロフィール!
- 経歴まとめ
ひとつずつ見ていきましょう。
①蔦屋重三郎プロフィール!
大河ドラマ🌌べらぼう🌌第2話
— りょう☆ (@2PmUS7GB9iY0CI6) January 12, 2025
時は18世紀半ば、横浜流星さん演じる
主人公は蔦屋重三郎‥知らないですね😆
あのTSUTAYAとも無関係なようですが
江戸のメディア王と呼ばれる人だとか。
とりあえず手探りで観始めましたが
みなさんはどう観ていますか?🙂#大河ドラマ#べらぼ#横浜流星 pic.twitter.com/b0ASAaG1cE
出生名 :喜多川 柯理
生年月日:1750年2月13日
出身地:新吉原
死没: 1797年5月31日(47歳没)
著名な実績: 版元、狂歌師、戯作者
代表作 :『吉原細見』
蔦屋重三郎から影響を受けた芸術家として下記の方たちになります。
大田南畝
恋川春町
山東京伝
曲亭馬琴
喜多川歌麿
葛飾北斎
東洲斎写楽



『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』では第1話から吉原を背景として描かれていたね。



花魁が綺麗だった!
②蔦屋重三郎の経歴まとめ
#べらぼう
— 熊川学 (@manabukumakawa) January 14, 2025
今年の大河ドラマのべらぼう、面白そうだったので録画、1話と2話を今日みました。大河は何だか暗い感じが多く今まであまりみなかったですが、べらぼうは明るく楽しい感じで面白いです。蔦屋重三郎という人物に興味が出て休みになったら吉原の散策に行こうと思いました。今後も楽しみです😆 pic.twitter.com/frnPeNZMWW
1750年1月7日:新吉原で誕生
1757年・7歳:前年に実母が家出
重三郎は喜多川氏の養子になる
1773年・23歳:新吉原の大門口に貸本小売りの店舗を開店
朋誠堂喜三二の洒落本『当世風俗通』刊行
1774年・24歳:吉原細見の改め『細見鳴呼御江戸』編纂に携わる
1783年・33歳:「江戸のメディア王」として時代の寵児となった
1795年・45歳:版元蔦屋重三郎として確認されている最後の錦絵(東洲斎写楽作)刊行
本居宣長の随筆集『玉勝間』刊行
1797年・47歳:前年秋ごろより体調が悪化する
3月危篤
5月6日:脚気により死没
正法寺に葬られる
1861年:蔦屋耕書堂廃業



この経歴をNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で1年間描かれるんだね。



毎週、日曜日が楽しみだよ。
今回は、
- NHK大河ドラマ『べらぼう』に対するネットの声
- 蔦屋重三郎は何した人
- 蔦屋重三郎の経歴プロフィール
についてご紹介しました。
NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』がこれからどのように展開するのか胸が高鳴ります。