あの芦田愛菜さんが、西島秀俊さんのツンデレ娘に。
TBS日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』を見ていて、愛菜ちゃん、そんなに怒らなくてもと感じた人、正直多いはず。
清楚で賢いイメージが定着している芦田さんの「不機嫌モード全開キャラ」に、ネット上では違和感やイライラの声が飛び交っています。
けれど、その裏には彼女ならではの成長と挑戦が隠されていました。
「不機嫌すぎる」!? 芦田愛菜が演じる娘・響の評価が割れる理由
西島秀俊との親子関係が修羅場すぎる
ドラマの舞台は、晴見市の市民オーケストラ。
そこに現れるのが、俊平の娘・響(芦田愛菜)。
父に冷たく、ツンツンした態度をとり続ける彼女に、「反抗期をこじらせた大人の娘みたい」とSNS上はざわざわ。
第3話でも毒舌全開。
「練習すればいいんじゃないですか? ヘタクソ同士で仲良くなれ合うよりマシですよ」とサラッと言い放つ場面では、さすがのファンも苦笑い。
一方で、バイオリンを弾く姿は圧巻。
音楽への情熱を完全に断ち切れていない雰囲気が漂い、視聴者の心をチクリと刺しました。
「愛菜ちゃんらしくない」感じが逆にリアル
ネット上では「イライラする」「優等生イメージ崩壊?」なんてコメントもありますが、これって実は芦田さんの演技力が本気で高い証拠。
『スポーツソウル』や『Kstyle』でも報じられた通り、彼女は感情表現を抑えた間の演技を徹底研究していたそうです。
たとえドラマの中の仏頂面でも、彼女の中では緻密に設計された表情なんですね。
視聴率の壁と音楽の古臭さ問題
確かに、ドラマ全体のトーンはちょっと重め。
第4話では平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ関東地区)と、初回から少しずつ下降気味。
理由のひとつとして、制作サイドからも聞こえてくるのが選曲の古さなのだとか。
ベートーヴェンの運命、ロッシーニのウィリアム・テル序曲…名曲だけど、正直ちょっとベタ。
クラシック通も「もう少し攻めてほしかった」と口を揃えています。
2006年のヒット作『のだめカンタービレ』のように、思わず、おっ、その曲!と思わせるサプライズが少ないのは残念。
だけどこれは後半に向けた溜めの可能性もあるかも。
俊平と響の関係が変化するタイミングで、まさかの新曲登場?そんな演出も期待したいところですね。
芦田愛菜の優等生イメージ脱却計画
実は今回の響役、芦田さんにとっては脱・完璧少女への挑戦。
慶応義塾大学法学部に通うかたわら、女優業にも復帰。
『最高の教師 1年後、私は生徒に』で鋭く冷たい役を演じた時もありましたが、今回の響はさらに難しい。
彼女が幼いころから身につけてきた「真面目でおっとりした印象」から一転し、感情のぶつかり合いや憎まれ口をリアルに表現しています。
芸能評論家の高倉文紀さんは、『女性自身』(2025年2月号)でこう語っています。
「芦田さんは、子役で国民的な人気を得た女優が成人しても第一線を走り続けている稀有な存在。それでも優等生のイメージが先行しているため、今回のような破壊的な役柄はむしろ今後のキャリアにはプラスになるでしょう」(引用:女性自身)
つまり、このこじらせ娘は、芦田愛菜の女優としての第二章を象徴する役でもあるわけです。
ドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS日曜劇場)の最終回までの視聴率は以下の通りです。
関東地区・ビデオリサーチ調べによる公式データを基にしています。
| 話数 | 世帯視聴率 | 個人視聴率 |
|---|---|---|
| 第1話 | 11.4% | 7.2% |
| 第2話 | 11.1% | 6.7% |
| 第3話 | 10.9% | 6.8% |
| 第4話 | 10.6% | 6.6% |
| 第5話 | 10.0% | 6.0% |
| 第6話 | 10.8% | 6.5% |
| 第7話 | 10.9% | 6.7% |
| 第8話 | 10.3% | 6.6% |
| 第9話 | 10.3% | 6.4% |
| 最終話(第10話) | 11.0% | 6.8% |
全話平均では 世帯視聴率10.7%、個人視聴率6.6% と、安定して2ケタをキープした形でフィニッシュしました。
最終話では、西島秀俊さん演じる俊平と芦田愛菜さん演じる響が、音楽を通して和解する姿が放送され、感動的なエンディングが高評価を集めています。
結果として最終回は前週から0.7ポイント上昇し、日曜劇場らしい安定感のある締めくくりとなりました。
よくある質問
Q1. 芦田愛菜さんと西島秀俊さんの実際の関係性は?
→ 撮影現場では本当の親子のようとの評判。TBS公式YouTubeチャンネル「さよならマエストロ製作裏側」では、芦田さんが西島さんは優しすぎて、ツンツンしづらいと語っています。
Q2. 響が父を嫌う理由はいつ明かされるの?
→ 脚本担当・大島里美さんのインタビュー(TBSドラマ公式サイト)によると、「中盤で父娘の確執の核心に触れる」とのこと。すなわち第5話以降が大きな転機になりそう。
Q3. 音楽監修は誰?演奏は実際にしている?
→ 音楽監修は服部隆之さん。演奏シーンの多くはプロオーケストラと芦田さん自身の手演技を組み合わせて撮影されています。芦田さんは実際にバイオリン経験者で、短期間で再練習したそうです。
まとめ
確かに、今の響は見ていてちょっとモヤモヤします。
でもそれは感情を上手く出せない娘のリアルを、芦田愛菜さんが全力で表現しているから。
父に反発しながらも音楽への想いを捨てきれない。
そんな複雑さを抱えた彼女の姿に、見ているこちらもジワジワ感情移入してしまいます。
日曜劇場らしい情熱(アパッシオナート)が、きっと後半で爆発するはずです。
そしてその時、あの凍りついた笑顔がようやく本物の笑顔に変わる。
それを見る日が、待ち遠しくてたまりません。
