2023年の「ワースト韓国ドラマ」第1位。
その名も『聖なるアイドル』。
いや、待って?タイトルだけなら高潔で神々しいじゃないですか。
「聖」ってついてるんですよ?でもフタを開けたら、まさかのノリが地上波バラエティ。
韓国の業界関係者たちが真顔で「これはない」と選んじゃったのも納得。
だけど、SNSでは「なんかツボった」「じわる」「ウ・ヨヌ尊い」と謎の称賛の声も。
ワースト1位なのに、なぜか愛されてるというこの奇妙なドラマ。
今日はその魅力(と混乱)を、みていきましょう。
目を疑うカオス展開!これが『聖なるアイドル』
異世界×K-POP=理解が追いつかない
舞台は異世界。
しかも神官さま(設定126歳)が、なぜか現代のソウルで無名アイドルに憑依しちゃう。
って、ここでもう混乱ですが斬新でおもしろそうですよね?
RPGか転生チート系のアニメかと思いきや、いきなり事務所の練習室でダンスさせられるのです。
ところが、ランブラリー(神官)がウ・ヨヌ(アイドル)に入れ替わる時点で視聴者の脳内が一瞬フリーズ。
「神の力?ステージパフォ?」どっちを見ればいいの状態。
しかも冒頭の演出がRPGばりに長い!
韓国視聴者の間でも「まじでこのテンポ誰向け?」と苦笑が広がったそうです。
ファンタジーなのに妙にバラエティノリ
神の使い(?)が焼肉食べて「甘い物で神聖力アップ」と言い出す。
この設定、真顔でやるのすごい勇気。
ツッコミどころ満載すぎて、X(旧Twitter)では「#糖分で奇跡起こすアイドル」なんてタグができる始末。
でも、ここが妙にクセになります。
「真面目にやってるのに笑っちゃう」って、罪深いジャンルです。
キム・ミンギュがんばりすぎ問題
主演のキム・ミンギュさん、ほんと尊敬します。
あの混乱設定を本気でやってのけている。
しかも彼、実は元アイドル練習生(Pledis出身)。
なるほど、ダンスシーンが上手です。
ただ、脚本がこれまたジェットコースター。
魔王(イ・ジャンウ)の「美は正義」みたいなポエム発言に毎話ズッコケ、マネージャー役のコ・ボギョルさんが登場すると妙に空気が浄化されます。
視聴者の感情、1話ごとに天界と地獄の往復です。
U-NEXT独占配信で神官アイドルというカオスを全12話も見せられた視聴者は、「むしろ耐久レース」とSNSで嘆いてました。
よくある質問(Q&A)
Q1. なんでそんなに叩かれたの?
A. 「設定が雑」「ファンタジー要素が多すぎ」「脚本が迷子」という三重苦。韓国オンラインコミュニティNAVERでも「理解不能ドラマ」とスレ立ちまくりでした。
Q2. 視聴率は?
A. 初回3.0% → 最終1.5%(AGBニールセンコリア調べ)。つまり神降臨からの右肩下がり。
Q3. それでもファンがいるのはなぜ?
A. イケメンミンギュの人気でしょう。真顔で奇行する天使、尊い。あと笑える不思議な癒し。ファン曰く「これはギャグファンタジーとして見るべき」。
Q4. 原作と違うの?
A. はい。原作Web漫画では神官の描写がもっと重厚。ドラマ版は「宗教×K-POP」でライト層狙いに。結果、誰にも刺さらない空振り作戦になってしまったようです。
まとめ
いや正直、ワースト1位という結果には納得できません。
設定ぶっ飛び、脚本ガタガタ、台詞まで浮世離れ。
でもね、不思議なことに見終わると「これ、嫌いじゃないかも?」ってなります。
特にキム・ミンギュさんが真剣すぎて笑える、その姿こそドラマの聖なる部分です。
SNSでは「もうこれは宗教」「推しが神」「ウ・ヨヌ様に救われた」とファンダム化まで発生。
『聖なるアイドル』は、笑っていいのか泣いていいのかわからない。
でも確かに印象には残る。
2023年の伝説級ワーストの座にふさわしい、ある意味、唯一無二のドラマでした。
