【韓国ドラマ】お人よしの主人公にイライラ3選!いつになったら復讐するねーん!

誰が見ても「早くやり返して!」と叫びたくなるのに、主人公が優しすぎてイライラが長くてスカッとできない。

そんなフラストレーションを覚えたことはありますか?

今回は、復讐劇なのにモヤモヤする韓国ドラマを3作品ピックアップ。

正義よりも人の良さが勝ってしまう主人公に、スカッとできない復讐劇を見て行きましょう。

目次

お人よしの主人公にイライラ3選!

①福寿草

あらすじ

韓国ドラマ「福寿草」のあらすじは、主人公ヨナ(イ・ユリ)が母の再婚により義妹ユラ(ユン・アジョン)と一緒に暮らすことから始まります。ヨナは障害を持つ実の妹スエと共に、新しい家族の生活をスタートさせる中で、同じ化粧品会社に入社したユラにより、不当にも産業スパイの濡れ衣を着せられてしまいます。これにより、ヨナの人生は一変し、3年間の刑務所生活を経て復讐に燃える冷酷な女性へと変貌します。

ドラマの冒頭、ヨナは受刑者たちから暴行を受け負傷を装い刑務所を脱走。彼女が目指したのは義妹ユラと元恋人ユンジェ(ヒョン・ウソン)の結婚式場で、そこでヨナはユラに手錠をかける衝撃の展開があります。また、ユンジェは実はヨナが入社したJ化粧品会社の社長であり、ヨナは彼と過去に交際していましたが、会社での立場や家族との関係で複雑な事件が続くことになります。

物語はヨナの復讐劇として進み、彼女が自分にかけられた濡れ衣や苦しみの原因を暴きながら、ユラや周囲の人物との激しい愛憎劇を繰り広げていきます。長きにわたる法廷闘争も描かれ、最終的にはヨナが無罪を勝ち取り、真犯人であるユラが無期懲役となる結末を迎えます。

このドラマは、寒さに耐え氷を突き破り咲く福寿草のように、逆境に屈せず強く生き抜くヒロインの姿を描いた愛憎復讐劇で、199話の長編ドラマです.

「福寿草は、2012年にtvNで放送された全108話の長編愛憎劇です。

主演はイ・ユリ、そして共演にはユン・アジョン、ヒョン・ウソン、チョン・チャンら実力派俳優が顔をそろえています。

物語の軸は冤罪と復讐、そして狂女の嫉妬。まさに韓国ドラマの王道ど真ん中ですね。

ストーリーと登場人物たち

ヒロインのソル・ヨナ(イ・ユリ)は、植物学を学び、化学成分を含まないナチュラル化粧品の開発を夢見る純粋な女性です。

就職活動を経て憧れのジェイ化粧品に入社しますが、そこで運命の歯車が狂い始めます。

ハ・ユンジェ(ヒョン・ウソン)はジェイ化粧品の御曹司で、母を亡くした過去を持ち、義母ミンジャ(裏で暗躍する小悪魔的存在)とは対立関係にあります。

ユンジェとヨナは互いに惹かれ合いますが、そこに割り込むのが悪女チェ・ユラ(ユン・アジョン)。

ユラは幼少期の喪失感から心を歪め、ヨナに対して異常なまでの嫉妬心を燃やしていきます。

やがてヨナを陥れ、濡れ衣を着せて刑務所へ。

この展開、思わずテレビの前で「もうやめてあげて!」と叫びたくなります。

一方、チェ・ガンウク(チョン・チャン)は穏やかで芸術肌の青年。

傷ついたヨナを支えようとしますが、彼女の心が常にユンジェの方へ向いていることに苦しむ姿もまた切ないものです。

お人よしすぎるヨナに苛立つ視聴者!

ヨナは真面目で優しい女性ですが、その優しさが時に「甘さ」にも見えてしまう瞬間が多々あります。

ユラの卑劣な罠に次々と引っかかり、視聴者の中には「もう少し冷静に考えて!」とイライラした人も多かったのではないでしょうか。

しかし、物語が進むにつれ、ヨナが徐々に変化していくのが見どころ。

愛する人を奪われ、家族を壊されてもなお、母として、女性として立ち上がる姿には強さと悲しみが同居しています。

そのギャップが、つい最後まで見届けたくなる理由のひとつだと思います。

悪女・ユラの狂気が物語を動かす

ユラを演じたユン・アジョンの演技は本当に圧巻です。

目の奥が笑っていないあの表情、突然キレる瞬間の迫力。

悪女キャラの中でも群を抜く存在感を放っていますね。

ユラという人物は、ただの悪ではなく、母を亡くした心の空洞が生んだ歪んだ愛の象徴でもあるでしょう。

その狂気が物語を加速させ、見ている側は怒りと哀れみの狭間に揺れ続けます。

この「共感できる悪女像」こそ、「福寿草」が長編にもかかわらず最後まで視聴者を離さなかった理由の一つだと考えられます。

スカッとしないのになぜ惹かれるのか

多くの復讐劇がカタルシスを重視しているのに対し、「福寿草」はなかなかスカッとしません。

視聴中はストレスMAXでも、最終回を迎えたとき、なぜか不思議と浄化された気分になれる。

そんな不思議な魅力を持っています。

見終わった後、きっとあなたもこう思うはずです。

「スカッとするシーンよりイライラの方が多かったけど、見て良かった」と。

②私はチャン・ボリ!

あらすじ

韓国ドラマ「私はチャン・ボリ!」は、韓服(ハンボク)の名家「ピスルチェ」で育つはずだった主人公チャン・ボリ(本名:チャン・ウンビ、オ・ヨンソ)が記憶喪失になり、貧しい養母のもとで育ちながら再び家族と対峙し、職人として成長する家族ドラマです。​

物語の始まり
韓服の名家「ピスルチェ」の主パク・スミ(キム・ヨンリム)が後継者争いの競技会を開催し、長男嫁のソン・オクス(ヤン・ミギョン)と次男嫁のイナ(キム・ヒエ)が競います。イナはオクスを追いかけ事故を起こし、オクスの夫が死亡、娘ウンビ(後のボリ)が行方不明に。ウンビはヘオク(キム・ジュリ)とミンジョン(イ・ユリ)に引き取られ、記憶を失ったボリとして長興で育ちます。​

15年後の再会と葛藤
成人したボリはオクスのもとで韓服を学び始め、ミンジョンの大学卒業式でピスルチェ家と再会します。ミンジョンは貧乏を嫌いイナ家に養子入りしており、ボリを敵視。イナは過去の事故を隠蔽し、後継者争いを続けます。ボリは家族の秘密に気づかず、韓服デザイナーとして公募展などで活躍を目指します。​

クライマックスと成長
ボリは実の母オクスやイナとの対立、ジェファ(キム・ウォンソク)との恋愛を通じて真実を知り、家族の絆を取り戻します。イナの悪事やミンジョンの野心が暴かれ、ボリはピスルチェの後継者として認められます。全52話で、母娘の入れ替わりと韓服文化を描いた感動の復讐・成長物語です。

「私はチャン・ボリ!」は、韓服(ハンボク)の名家「ピスルチェ」の後継争いを中心に、運命のいたずらと愛憎が渦巻く韓国ならではのホームドラマです。

主人公のチャン・ボリを演じるのはオ・ヨンソ。

お人よしでひたむきな性格のボリに、序盤は「なんでそこまで我慢するの?」とイライラしてしまう人も多いでしょうね。

しかし、不器用ながらも誠実さを失わないボリの姿が、いつしか観る者の心をつかみます。

特に韓服職人として一歩ずつ成長していく姿には、努力が報われる瞬間の尊さを感じさせられました。

その一方で、イ・ユリ演じるミンジョンの悪女っぷりは本作最大の見どころ。

世間体と欲望のために手段を選ばない姿は、本気で腹が立つほどリアルです。

特に母親ヘオクをも利用する場面では、思わず「最低すぎる!」とテレビに向かって叫びたくなるでしょう。

主な登場人物とキャスト

  • チャン・ボリ(オ・ヨンソ):ピスルチェの実の後継者だが、養女として貧しい家庭に育つ。純粋で人を疑わない。
  • ヨン・ミンジョン(イ・ユリ):ボリの義妹にして最大の敵。美貌と野心を武器に、嘘と裏切りを重ねてのし上がる。
  • イ・ジェファ(キム・ジフン):検事。ボリの誠実さに惹かれ、支えとなる存在。
  • イ・ジェヒ(オ・チャンソク):ジェファの異母弟で事業本部長。兄に対する劣等感が複雑なドラマを生む。
  • カン・ユチョン(ゴニル/超新星)&イ・カウル(ハン・スンヨン/KARA):若い世代の清涼剤となるコンビ。

感情をかき乱すエピソードたち

特に印象的なのは、過去の記憶を失っていたボリが、実母イナとの真実を知るシーン。

視聴者の涙腺が崩壊したと言われるほどの名シーンです。

また、ミンジョンが自らの嘘によって追い詰められていく後半は、韓国ドラマ特有の因果応報のカタルシスが炸裂します。

ここまでくるとようやく「スカッとした!」と叫びたくなるでしょう。

それでも最後まで観た理由

全52話という長丁場で、テンポの乱れや繰り返し展開も多い作品ですが、主演オ・ヨンソの明るさと表現力がなければ、途中で挫折していたかもしれません。

彼女が演じるボリの「真っすぐさ」が、このドラマを最後まで見届けたくなる最大の理由だと感じます。

一方で、イ・ユリが見せる悪女ミンジョンの狂気的な魅力は圧巻でしたね。

あまりの演技力に「憎いけど見てしまう」状態になってしまうでしょう。

「私はチャン・ボリ!」は、ストレスを感じながらも結局見続けてしまう不思議な中毒性のあるドラマです。

イライラしながらも、最後には人としての正しさを再確認できる物語だと思います。

③二人の女の部屋

あらすじ

韓国ドラマ「二人の女の部屋」(原題: 여인들의 방, Two Women’s Room)は、2013年に放送されたメロドラマで、裕福なホテル副社長ミン・ギョンチェ(パク・ウネ)が貧しい女性ウン・ヒス(ワン・ビナ)を助けた結果、すべてを奪われ復讐を誓う愛憎劇です。全131話で、友情が裏切りへ変わる過程を描きます。​

物語の始まり
疲労運転中のギョンチェは道路で死体を発見し、自分が轢いたと思い込みます。実際はヒスが虐待的な父親を殺害した死体で、ギョンチェは罪悪感からヒス一家を養い、自宅に招き入れます。ギョンチェの母はヒス母娘を疎みますが、ギョンチェは家族のように扱います。​

裏切りと転落
ヒスはギョンチェの幸運に嫉妬し、ホテルに就職後、ギョンチェの恋人ハン・ジソプ(カン・ジソプ)を誘惑します。父ミン・ドンチョル(ホテルCEO)を汚職で陥れ、ギョンチェを副社長から解任。ヒスは自宅に火を放ち、ギョンチェの半身不随の母を殺害し、一家を無一文に追いやります。​

復讐と結末
信頼できる友人ジン・スヒョク(カン・ギョンジュン)の助けでギョンチェはレストランで再起し、ホテルに復帰。ヒスは副社長に上り詰めジソプと結婚しますが、偽妊娠や借金で孤立。ギョンチェの訴えで裁判となり、ヒスは終身刑判決を受け、末期疾患で死亡。ギョンチェはすべてを取り戻します。

2013年に放送された두 여자 방(二人の女の部屋)は、善良なヒロインと悪女の壮絶なバトルを描いた復讐メロドラマです。

平均視聴率は9.7%。

一見、定番の復讐劇のようですが、見終わったあとに「スカッとしない」「なんであんなに我慢するの?」とモヤモヤが残るタイプの作品ですね。

あらすじ・世界観

ホテルの契約社員として勤務していたウン・ヒス(ワン・ビンナ)。正社員最有力候補だった彼女は、客とのトラブルをきっかけに不当解雇されてしまいます。

ショックの中、上司から再雇用を餌に性的な被害まで受け、彼女の中で何かが壊れていく。

一方で、彼女の友人ミン・ギョンチェ(パク・ウネ)は、同じホテルの総支配人ハン・ジソプ(カン・ジソプ)と交際中。

周囲には秘密の関係を貫いていますが、父ドンチョル(ハン・ジニ)からは政略結婚を勧められ、平穏ではいられません。

友情、愛、そして社会的立場が絡み合い、2人の女性の人生は大きくすれ違っていくのです。

キャスト紹介

  • パク・ウネ … ミン・ギョンチェ役。ホテル副社長で世間知らずな完璧なお嬢様。
  • ワン・ビンナ … ウン・ヒス役。ギョンチェの親友で契約社員。貧困と不遇が生んだ悲しい悪女。
  • カン・ジソプ … ハン・ジソプ役。ギョンチェの恋人でホテル総支配人。優柔不断で女性の板挟み。
  • カン・ギョンジュン … チン・スヒョク役。料理人。ヒスに興味を抱く複雑な青年。

他にも、ミン家の父ミン・ドンチョル(ハン・ジニ)や母ヨ・オクソン(イ・フィヒャン)など、個性豊かな脇役たちがドラマを支えています。

ヒスの悪女っぷりが圧巻

ヒスは、とにかく「ここまでやるか!?」と思うほど冷酷です。

裏切りに次ぐ裏切り、嘘と陰謀のオンパレード。

ワン・ビンナの演技力が冴えわたり、視聴者を完全に引き込んでしまいます。

彼女の悪行にはイライラしますが、「ここまで追い詰められたら狂うしかないのかもしれない」という哀しさも滲むんですよね。

ヒスが感じる劣等感と執念、その表情一つで空気が変わるのが本作の魅力だと思います。

対照的なヒロイン・ギョンチェ

一方のギョンチェ(パク・ウネ)は、あまりにもお人よし。

立場的にはヒスより何倍も恵まれているのに、困っても毅然とできず、視聴者から「もっとしっかりして!」と声をかけたくなるタイプです。

ただ、そんな彼女の甘さゆえに物語が転がっていくのも事実。

ヒスの激しさとギョンチェの優しさ、2人の正反対な女性像がぶつかり合う姿が、ドラマの核心でしょう。

演技派揃いのキャスティング

ワン・ビンナは「황진이(ファン・ジニ)」の頃から気品あふれる演技とオーラで知られていますが、この作品では一転して狂気の悪女に。

彼女の冷たい笑みには鳥肌が立ちます。

パク・ウネも「대장금(チャングムの誓い)」での優しい印象そのままに、芯の強さを見せていますね。

二人のリアルな感情のぶつかり合いは圧巻です。

見どころと感想

観るたびに「ギョンチェ、反撃はよしろ!(早くしろっ)」とついTVの前で叫びたくなる場面が多いですが、それもこのドラマの魅力でしょう。

復讐劇なのに、単純に善悪では語れない人間の複雑さが描かれています。

スカッとしない展開にイライラしながらも、次の回を見ずにはいられない。

そんな魔性のドラマですね。

感情が揺さぶられる、まさにドロ沼系韓ドラの代表作。

「怒り」と「哀しみ」が交錯する本作、ぜひ心して視聴してほしいと思います。

まとめ

復讐劇と聞くとドロドロの展開やスカッとする逆転劇を期待しますが、お人よしすぎるヒロインが登場すると一気にペースダウン。

でも、それもまた韓ドラの味ですよね。

次こそはスカッとしたい!と思いつつ、つい見てしまうじれったい復讐ドラマ。

あなたのお気に入りのもどかし系ヒロインは誰ですか?

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この記事を書いた人

日本のドラマや韓国ドラマ、KPOPが大好きなライター5年目の主婦です。
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