「悲しき恋歌」大ヒットで中毒者続出だったのに!なぜか批判も多かった!

恋愛ドラマって、「もう少し幸せになってもいいじゃん」って叫びたくなるとき、ありますよね。

そんな気持ちを全力で揺さぶってくるのが、韓国ドラマ『悲しき恋歌』。

クォン・サンウさんとキム・ヒソンさんという、当時の最強ビジュアルコンビが挑んだ純愛×涙の嵐。

にもかかわらず、放送当時は意外にも賛否両論だったんです。

え、なんで? あんなに号泣必至なのに?

今回は、そんな泣けるのにヒットしなかった名作の裏側を覗いてみましょう。

目次

韓流ブームのど真ん中に沈んだ“悲恋”

2005年。『冬のソナタ』が世界を席巻し、ヨン様フィーバー真っ盛りの中で登場した『悲しき恋歌』。

制作陣も豪華、主演は涙の貴公子クォン・サンウさん。

そして共演にはキム・ヒソンさんに、当初はソン・スンホンさんも予定されていました。

そう、あの「幻のトリプルスター共演」ということで注目されていた矢先。

撮影直前にソン・スンホンさんが兵役問題で降板し、代わってヨン・ジョンフンさんが出演。

ここからこのドラマの運命のズレがスタートしてしまいました。

脚本は、あのヒットメーカー、イ・ヒミョン。

『天国の階段』の世界観を受け継ぐような、泣かせ要素満載の設定。

それなのに、視聴率はそこまで伸びなかったのです。

視聴者を疲れさせた「ずっと泣きっぱなし構成」

https://x.com/kayoyon18/status/1663058209580683265/photo/1

物語は、米軍基地の近くで出会った盲目の少女と、ナイトクラブの息子による純愛

幼少期から結ばれそうで結ばれない切なさ、運命に引き裂かれる恋、そして再会してもまたすれ違う。

「もう勘弁して!」って思う展開のオンパレードです。

1話で泣く。

ずっと泣く。

最終話なんて顔がむくむほど泣く。

視聴者が「それ誤解だから!」「いつになったら2人は幸せになるの?」とツッコミたくなるほど、悲劇とすれ違いが続きます。

それが中毒性でもあり、疲労感でもあったわけです。

SNS時代のファンの声を拾うと、「悲しいけど二人の仲が進まないからずっと苦しい」「もっと救いをくれ!」という意見もありました。

ちなみに当時の視聴率は平均16.3%。

悪くはないけど、期待の割に大ヒットとは言えませんでした。

やりすぎた?なかなか結ばれない二人!

https://x.com/epicurean0821/status/1765022177634418879/photo/1

そして最大の批判ポイントが、「展開が韓ドラあるあるすぎる」

記憶喪失、すれ違い、誤解、そしてまた事故。

当時はまだ純愛もの全盛期だったとはいえ、あまりの波乱っぷりに「しつこい!」と疲れてしまう視聴者も少なくなかったとか。

ネット掲示板(DC Inside 韓国ドラマギャラリー)でも、「こんなに予定調和な悲劇ある?」と皮肉まじりのコメントも見られました。

ここまで不幸を詰め込むと、制作陣への愛あるツッコミが止まりませんよね。

2005年韓国ドラマトップ10

2005年の韓国ドラマ視聴率トップ10は、当時の地上波放送のデータに基づき、以下の通りです。

順位ドラマ名放送局最高視聴率
1私の名前はキム・サムスンMBC50.5%
2神様、お願いSBS44.5%
3海神(ヘシン)KBS36.0%
4ばら色の人生KBS34.3%
5春の日SBS32.2%
6プラハの恋人SBS31.0%
7ファッション70sSBS31.0%
8拝啓ご父母様KBS29.0%
9悲しき恋歌MBC19.5%
10このろくでなしの愛KBS16.4%

​視聴率データは主にTNSメディアコリアやニールセンによるランキング情報を参照しています。

当時は『私の名前はキム・サムスン』が圧倒的な人気作で、最高視聴率50.5%って、すごいですね。

クォン・サンウの涙が世界を動かしたのに…

とはいえ、あのクォン・サンウさんの涙の演技!

もう、美しいを通り越して芸術です。

ヒロインを見つめる視線ひとつで、感情が伝わってくるあの表情。

まるで目の奥に心が宿ってるようです。

そしてキム・ヒソンさんの静かな佇まいもよかったです。

声を荒げず、ただ震える唇で気持ちを伝える演技が、本当に心に刺さりました。

さらにOST(挿入歌)がヤバい。

泣かせにくるメロディが流れた瞬間、もうティッシュが間に合わないレベル。

日本放送版では一部曲が差し替えられていたので、DVDで本来のOSTを聴いたファンからは「全然印象が違う」との声もあがっていました。

日本放送版で差し替えられた曲とは?

「悲しき恋歌」日本版では韓国オリジナルOSTの主題歌「恋をするのなら」や主要なOST曲は残るものの、日本向けに権利処理が難しい一部BGMや挿入歌が差し替えられている可能性が高いです。

ただし、具体的にどの曲が差し替えられたかは、公式資料や広く公開された情報がなく断定できません。

ファンの感想や一部ブログでは「一部曲の差し替えあり」と伝えられるのみです。

よくある質問

Q1:本当はソン・スンホンさんが主演だったって本当?
はい、本当です。兵役義務の関係で降板となり、代わりにヨン・ジョンフンさんが出演しました(出典:スポーツソウル 2004年12月報道)。

Q2:OSTはなぜ放送版とDVDで違うの?
放送時に日本の著作権の関係で一部の挿入曲が変更され、DVD版で初めて完全収録が実現しています(出典:ポニーキャニオン/DVD解説書より)。

Q3:ロケ地はどこ?
主な撮影地は江原道の春川(チュンチョン)や咸平(ハンピョン)周辺で、幻想的な雪景色が印象的に使われています(出典:MBC制作ノート2005)。

まとめ

結果的に『悲しき恋歌』は、完璧なヒットとは言えなかったかもしれません。

でも、面白かったですよね。

寂しい夜、ふと観たくなるドラマって、結局こういう純度100%の涙だと思うのですが。

スタイリッシュでも派手でもないけれど、人の心に静かに残る。

そんな作品です。

「もう少し報われてもいいじゃん」と突っ込みつつも、気づけばまた再生ボタンを押している自分に気付く。

これが悲しき恋歌マジックです。

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この記事を書いた人

日本のドラマや韓国ドラマ、KPOPが大好きなライター5年目の主婦です。
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