2024年8月1日に開催されたパリオリンピック女子ボクシングに、イマネ・ケリフ選手が出場したことが話題となっています。
SNSで「トランスジェンダー」と言われているイマネ・ケリフ選手ですが、実は病気だと噂されています。
今回は、イマネ・ケリフさんは病気なのか、病名や性別を詳しくご紹介します。
イマネ・ケリフは病気なの?
2024年8月1日にパリオリンピック女子ボクシング66キロ級2回戦が行われました。
- 名前:イマネ・ケリフ
- 生年月日:1999年5月2日
- 年齢:25歳(2024年8月現在)
- 性別:女性
- 身長:178㎝
- 国籍:アルジェリア
- 職業:ボクシング選手
そんなイマネ・ケリフ選手が「トランスジェンダー」で「元男性」なのに女子ボクシングに出場していると炎上しました。
試合結果も、開始46秒でカリニ選手が棄権を申し出るという異例の事態になりました。
イマネ・ケリフ選手とアンジェラ・カリニ選手の試合の様子はこちら
もう頭にきた! 凄く頭にきた!! パリ五輪「女子」ボクシング66Kg級に、生物学的 “男”(トランス女)が出場し、イタリアの女性選手が試合開始後わずか1分で試合棄権。 アンフェアすぎる。 この事実を見てトランスジェンダーのわがままを理解しろというのか。 こんな横暴を絶対に許してはならない。 pic.twitter.com/Y1Ked0WH5a
— 松丸まこと 元足立区議会議員 (@seiryukai) August 1, 2024
パリ五輪、1日にはボクシング女子66キロ級2回戦が行われ、イマネ・ケリフ(アルジェリア)がアンジェラ・カリニ(イタリア)に勝利した。開始46秒でカリニが棄権、ケリフは昨年の世界選手権で性別適格性検査に不合格となり、出場権を剥奪された過去が、五輪出場は認められた。pic.twitter.com/hrbvQ1fi7v
— フィフィ (@FIFI_Egypt) August 1, 2024
対戦相手が棄権するほど対格差やパンチ力があまりにも違うということも、「トランスジェンダーが女子ボクシングに出るなんて」と批判を呼ぶこととなりました。
男性が女子ボクシングに出るなんて、女性の権利を奪っている
多様性を重視しすぎて、フェアに試合が出来ない状態になっている
本末転倒だ
などさまざまな声が上がりました。
結論を申し上げますと、
イマネ・ケリフ選手は遺伝子の病気である可能性がある
のではないか?と言われています。
では早速、イマネ・ケリフ選手の病気について詳しく病名や特徴をご紹介していきます。
イマネ・ケリフ選手の病名は?
イマネ・ケリフ選手の病名は、アンドロゲン不応症という性分化疾患だという噂があります。
アンドロゲン不応症(あんどろげんふおうしょう、Androgen insensitivity syndrome)とは、染色体が46,XYで精巣を持つが、表現型(外見に現れた形態・生理的な性質)が女性である病態のことである。
看護roo!
つまり、
イマネ・ケリフ選手は男性の染色体を持つが、身体も心も女性である
という可能性が高いということです。
トランスジェンダーとの違い
「トランスジェンダー」とは「出生時の身体の性と心の性別が異なる人」を呼びます。
ここには性転換手術をしてない人もトランスジェンダーと呼びますし、女装男装をするからと言って心と体の性が一致していればトランスジェンダーとは呼びません。
トランスジェンダー(英語: transgender)とは、出生時点の身体の観察の結果、医師により割り当てられ、出生証明書や出生届に記入された性別、あるいは続柄が、性同一性(ジェンダー・アイデンティティ)と異なる人々、またはジェンダー表現と異なる人々を示す総称である
Wikipedia
イマネケリフ選手は染色体に関する病気である可能性が高く、体と心の性が一致しているため、トランスジェンダーとは呼びません。
イマネケリフ選手はトランスジェンダーではないですよ
アンドロゲン不応症(性分化症)の特徴
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イマネ・ケリフ選手の病気と言われる、アンドロゲン不応症の特徴は、
などです。(個人により差がある)
アンドロゲン不応症は染色体が46,XYで精巣を持ち、テストステロンが正常な男性と同じ程度分泌されているのにもかかわらず、アンドロゲン(男性ホルモン)の作用が発現しない。そのため男性化が起きず、正常発育すると表現型は一般的な女性となる。乳房発育も認められる。しかし、生殖器に異常があり、精巣を持つが子宮は持たない。
看護roo!
イマネ・ケリフ選手は「XY染色体を持っている」「テストステロン値が高い」と2023年の性別検査で判明しました。
他の症状があるのかは不明です。
イマネ・ケリフ(Imane Khelif)
— 汚点 (@ODEN_BB) August 1, 2024
トランスジェンダーでなく生まれた時から女性
染色体異常でXY染色体を持っていてテストステロン値が一般女性より高いだけ
そのテストステロン値も基準値以内
そもそも東京オリンピックにも出てるし5位
RTする前にちゃんとそれが事実か確認しましょう
誹謗中傷なら尚更 pic.twitter.com/B9vH6ozRE3
男性ホルモンのテストステロン値が高いと、次のような特徴が現れる可能性があります。
- 男性らしい骨格や筋肉などを形成
- ヒゲや体毛が濃くなる
- エネルギッサシュでチャレンジ精神旺盛になる
- 脂肪がつきにくい
- どちらかというと攻撃的性格が多い
- 行動力や処理能力に優れている
- 声が低くなることがある (引用元:共立美容外科)
テストステロン値が高いことからか、イマネ・ケリフ選手の身体は余分な脂肪がついておらず筋肉美が凄いですよね!
イマネ・ケリフ選手の病気がわかったのはいつ?
イマネ・ケリフ選手が病気(アンドロゲン不応症)では?と言われる理由は、2023年IBA女子世界ボクシング選手権の出場時の性別テストで発覚したからです。
2023年3月に出場したIBA女子世界ボクシング選手権の決勝に進んだイマネ・ケリフ選手ですが、出場権が剥奪されます。
理由は、
- DNA検査でXY染色体を持っていることが判明
- テストステロン値が高い
ことです。
パリオリンピックはなぜ出られた?
イマネ・ケリフ選手が2023年の世界選手権で失格となったのに、なぜオリンピックには出場できたのでしょうか。
イマネ・ケリフ選手がパリオリンピックには出場できた理由は、明確には分かっていませんが、イマネ・ケリフ選手が生物学上女性であることから
ではないかと言われています。
イマネ・ケリフ選手は生まれた時から女性として育てられています。
イマネ・ケリフ選手の幼少期画像
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とっても美人で可愛い~♪
イマネ・ケリフ選手の病気についてSNSの声!
イマネ・ケリフ選手が「トランスジェンダー」「元男」という間違った認識は薄れてきているようですね。
アルジェリアでは同性愛者やトランスジェンダーであることは違法です。イマネ・ケリフがシスジェンダーでテストステロン値が高いという理由でトランスジェンダーであると根拠なく非難することは、彼女の命を直ちに危険にさらします。
— 🍉🫒🍇青井めいこ Aoi Meiko✨🐦✨ (@_KamaNeko_) August 2, 2024
これらの人々は実際には女性のことを気にかけていません。 https://t.co/pBseVNmbEw
女子ボクサーのイマネ・ケリフ選手の件。
— ikoma / 胎動LABEL (@ikoma_TAIDOU) August 2, 2024
安全性の配慮やIOCの判断について早急に検討しなくてはいけないと思う。
その一方でトランスではなく生まれた時から女性として生まれ、女性として育ち、XY染色体を持ち男性の身体性を持つという複雑な事柄に対して、単純化して口出しするX民の残酷さよ。
イマネ・ケリフ選手が男性ホルモン値が高いと判明した今、改めてイマネ・ケリフ選手が女子ボクシング大会に出場することへの是非が問われています。
今後もイマネ・ケリフ選手を応援していきましょう!