イム・チョルス【涙の女王】【ヴィンチェンツォ】どんな役?プロフィール経歴を紹介!

もしあなたが、あの『愛の不時着』『ヴィンチェンツォ』といった大ヒットドラマを観て、「あの、ちょっとコミカルで、でもなんか気になる脇役の人、誰だろう?」って思ったことがあるなら、きっとイム・チョルスさん(임철수)のことですよ。

特に『ヴィンチェンツォ』で、最初は主人公を調査するも、次第に心酔していく対外安保情報院のアン・ギソクを演じた姿は、シリアスな展開の中で最高の癒やしでしたよね。

そして、2024年の超話題作『涙の女王』にも出演されているのをご存知ですか?

今回は、そんなイム・チョルスさん知られざる舞台俳優としての経歴や、話題作でどんな役割を果たしてきたのかを、彼の人間味溢れる魅力に焦点を当てて、深く掘り下げてみましょう。

彼のキャリアを知れば、あなたの韓ドラ愛がもっと深まること間違いなしです。

目次

演劇からスタート!イム・チョルスの意外な経歴とプロフィール

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まずは、イム・チョルスさんの基本的な情報と、彼の演技のルーツから見ていきましょう。

イム・チョルスの基本プロフィール

項目詳細
名前イム・チョルス(임철수)
生年月日1984年8月22日(記事執筆時41歳)
身長174cm
学歴檀国大学校 公演演劇学部(休学)
デ ビュー2004年 演劇『カモメ』
所属事務所HiSTORY D&C(ソン・ジュンギさんと同じ事務所!)

イム・チョルスさんは、2004年に演劇『カモメ』で俳優デビューされました。

なんと、テレビドラマや映画よりも舞台での活動がキャリアの原点なんです。

演劇出身の俳優さんは、発声や身体表現、そして演技の基礎がしっかりしていることが多いですよね。

彼の喜怒哀楽豊かな表情や、シリアスな場面でも一瞬で空気を変えるコミカルな動きは、長年の舞台経験によって培われたものだと考えると、納得できます。

ソン・ジュンギとの縁!事務所移籍の背景

2020年には、ソン・ジュンギさんが所属する芸能事務所HiSTORY D&Cとマネジメント契約を締結されました。

所属事務所は、イム・チョルスさんについて「独自の感性で代替不可能な領域を構築している」とコメントしています。(出典:韓国メディア情報より)

これはもう、彼の唯一無二の存在感を認めているということですよね。

彼は『ヴィンチェンツォ』でソン・ジュンギさんと共演していますが、同じ事務所に所属したことで、今後もさらに質の高い作品で活躍してくれると期待が膨らみます。

話題作には必ずいる!クセが強くて憎めない役どころ

イム・チョルスさんの魅力は、物語の緊張感を和ませたり、時には真摯な感動を与えたりする絶妙なポジションの脇役を演じきるところです。

彼の代表的な役どころを見てみましょう。

『愛の不時着』:ヒロインの生存を信じた「保険担当者」

2020年に日本に第4次韓流ブームをもたらした大ヒットドラマ『愛の不時着』で、イム・チョルスさんが演じたのは、ヒロインのユン・セリ(ソン・イェジンさん)の生命保険担当者パク・スチャンです。

絶望的な状況の中、誰よりもセリの生存を信じて、北朝鮮への捜索に奮闘する姿が本当に印象的でした。特に、セリが生きていることを知った時の、涙と安堵が入り混じった表情は、視聴者にとっても感動的で、思わずもらい泣きしちゃいました。この作品で、彼の喜怒哀楽がはっきりした、親しみやすいキャラクターが広く知られることになったんですよね。

『ヴィンチェンツォ』:マフィアに心酔した「対外安保情報院チーム長」

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そして、彼のコミカルな演技が爆発したのが、2021年の『ヴィンチェンツォ』です。

彼が演じたアン・ギソクは、当初はヴィンチェンツォを調査するためにクムガ・プラザに調理補助として潜入する対外安保情報院のチーム長でした。

その正体を隠して料理をする姿は、本当に笑えましたよね。

ギソクは、ヴィンチェンツォのマフィアとしての生き様に触れるうち、次第に彼を尊敬し、憧れるようになります。「兄貴(ヒョンニム)!」とでも言いたげな、子犬のような眼差しでヴィンチェンツェを見つめる姿が、シリアスなドラマ展開の中で最高の癒やしポイントでした。終盤では、ヴィンチェンツォに協力して頼もしい活躍を見せてくれて、その成長ぶりにも胸が熱くなりました。

『涙の女王』:愛妻家の「クィーンズグループ社員」

2024年の超話題作『涙の女王』にも、イム・チョルスさんは出演されています。

彼は、ヒョヌ(キム・スヒョン)が勤めるクィーンズ百貨店の同僚として、愛妻家で家庭を大事にする社員を演じました。

財閥を舞台にしたシリアスなラブコメディの中で、彼はごく普通のサラリーマンとしての人間味を醸し出し、視聴者に親近感を与えてくれます。特に、愛妻家ゆえのちょっとした悩みや、コミカルな日常を演じる姿は、『ヴィンチェンツォ』とはまた違う「身近な良い人」としての魅力を発揮していましたね。

話題作から歴史大作まで!イム・チョルスの出演遍歴

イム・チョルスさんは、『愛の不時着』『ヴィンチェンツォ』でブレイクする前から、数多くの話題作に出演し、着実にキャリアを積み重ねてきました。

知る人ぞ知る!スタジオドラゴン制作ドラマの常連?

彼は、『愛の不時着』『ヴィンチェンツォ』以外にも、大ヒット作に多数出演しています。

  • 『ミスター・サンシャイン』(2018年):イ・ビョンホンさん主演の歴史大作。彼は、ヒロイン・エシン(キム・テリさん)の亡き父親の友人で義兵の一人、チョン・スンジェ役を演じました。シリアスで重厚な役柄も見事にこなせる彼の演技の幅広さには驚かされます。
  • 『秘密の森2』(2020年):検察庁の係長イム・ジョンギュ役で出演。
  • 『浪漫ドクター キム・サブ2』(2020年):借金取りとして出演。

特に、『愛の不時着』『ミスター・サンシャイン』は、スタジオドラゴン(韓国の大手制作会社)が制作したドラマです。

彼の演技力が、質の高い話題作の制作陣から信頼されている証拠ですよね。

最高視聴率47.5%!伝説のホームドラマにも出演

韓国で最高視聴率47.5%という驚異的な記録を叩き出した国民的ホームドラマ『黄金の私の人生』(2018年)にも出演されています。

このように、彼は歴史劇から社会派サスペンス、そして国民的ホームドラマまで、ジャンルを問わず脇役として作品の土台を支え続けてきたんです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 『ヴィンチェンツォ』のキャスティングには、どんな裏話があったんですか?

A. 実は、『ヴィンチェンツォ』のキャスティングには、『愛の不時着』が深く関わっています。『ヴィンチェンツォ』で演出を手掛けたキム・ヒウォンPD(プロデューサー)が、『愛の不時着』を観て、イム・チョルスさんとヤン・ギョンウォンさん(北朝鮮軍人ピョ・チス役)の演技が非常に印象的だったことから、彼らを真っ先にキャスティングしたそうなんです。(出典:韓国メディア情報より)

主演のソン・ジュンギさんより先にキャスティングが決まっていたというから、驚きですよね。

話題作での活躍が、次の話題作への出演につながる…まさに実力派俳優の成功の連鎖を見せてくれました。

Q2. イム・チョルスの俳優デビューは2004年ですが、なぜ最近になってブレイクしたんですか?

A. 演劇出身の俳優によくあるケースですが、デビューからしばらくは舞台や小規模な映画の端役を中心に活動していたため、テレビの視聴者にはあまり知られていませんでした。

しかし、2010年代後半から、『ミスター・サンシャイン』や『愛の不時着』といったスケールの大きなドラマに立て続けに出演したことで、彼の確かな演技力個性的な存在感が制作陣や視聴者から一気に認知されました。舞台で培った圧倒的な演技力が、韓流ブームの波に乗って、一気に花開いたと言えるでしょう。

まとめ

今回は、『涙の女王』『ヴィンチェンツォ』で私たちを楽しませてくれた俳優、イム・チョルスさんの魅力と経歴を深掘りしました。

演劇で基礎を築き話題作でその才能を開花させた彼のキャリアは、本当に努力と実力の賜物だと感じます。

特に、シリアスな物語の中にホッとできるコミカルな一服の清涼剤を与えてくれる彼の演技は、韓国ドラマの「面白さ」を語る上で欠かせません。

ソン・ジュンギさんと同じ事務所に移籍したことで、彼の今後の活躍はさらに期待できそうですよね。

次に彼の出演作を観るときは、彼の「舞台俳優」としてのルーツを思い出しながら、その豊かな表現力に注目してみてください。

きっと、より深く作品を楽しめるはずですよ。

いや〜、イム・チョルスさんの俳優人生、知れば知るほど味が出てきて、まるで熟成されたワインみたいですよね。

『愛の不時着』や『ヴィンチェンツォ』でのあの憎めない愛されキャラは、彼の長い下積み時代深い情熱から生まれているんですよ。

今回は、そんなイム・チョルスさんの舞台俳優としての熱いエピソードや、プライベートでの驚きの交友関係など、他の記事にはなかなか書かれていないディープな魅力を、もっと詳しく掘り下げてみましょう。

彼のキャリアの裏側を知ったら、もう彼が出ている作品を全部チェックしたくなるはずです。

舞台で培った魂!彼の演技力の「核」にあるもの

イム・チョルスさんの演技の土台は、何と言っても演劇です。

彼が2004年にデビューして以来、長い間立ち続けてきた舞台での経験が、テレビ画面からも伝わってくる圧倒的な存在感を生み出しています。

10年以上苦楽を共にした「演劇界の親友」

イム・チョルスさんのキャリアを語る上で欠かせないのが、俳優のパク・ヘスさんとの特別な関係です。

パク・ヘスさんといえば、『刑務所のルールブック』『イカゲーム』で知られる名優ですよね。

実は、このお二人、演劇俳優時代に10年以上も共に暮らし、苦楽を共にした親友なんだそうです。

パク・ヘスさんが結婚して引っ越しをした後も、お互いの家の近くに引っ越すほど仲が良いのだとか。(出典:WOW!Korea 他)俳優仲間として、そして人生の戦友として、お互いを刺激し、支え合ってきた経験が、彼らの深みのある演技に繋がっていると思うと、胸が熱くなりますよね。舞台という厳しい世界で切磋琢磨した二人の友情エピソードは、なかなかテレビドラマでは見られない貴重な裏話だと感じます!

演じることへの情熱:演技は「面白くて難しい」

デビューから20年が過ぎた今も、イム・チョルスさんは「演技は依然として面白くて難しい」と語っています。(出典:MKニュースのインタビューより)

彼にとって演技は、単なる仕事ではなく、自分自身を常に振り返らせる「人生の鏡」のようなものだそうです。

彼は、ある作品でのインタビューで「劇中のセリフが間違ってはいないが、『間違っていないことが正しいのか?』という疑問が自発的に浮かびました」と、キャラクターを通じて深く自己と向き合っていることを明かしています。(出典:MKニュースのインタビューより)この哲学的とも言える真摯な姿勢が、彼の演じる脇役に単なる滑稽さ以上の、人間的な深みと説得力を与えているのかもしれませんね。

制作陣を唸らせた!話題作出演の「隠れた秘話」

イム・チョルスさんが話題作に続けてキャスティングされるのには、ちゃんと理由があります。

それは、彼の唯一無二の魅力と実力を、業界のプロたちが認めているからなんです。

『ヴィンチェンツォ』のキャスティングは異例中の異例!

前述しましたが、『ヴィンチェンツォ』でイム・チョルスさんが主演のソン・ジュンギさんよりも早くキャスティングされていたという事実は、彼の存在の大きさを物語っています。

  • 異例の抜擢の理由: 演出のキム・ヒウォンPDが、『愛の不時着』でのイム・チョルスさんの演技に強い印象を受け、「ブラックコメディにぴったりの俳優だ」と直感的に感じたからだそうです。(出典:韓国メディア情報より)

彼のコミカルでありながらもシリアスな場面を邪魔しない、あの絶妙なバランス感覚は、まさにブラックコメディに不可欠な要素だったんですね。

彼の存在が、あのドラマの緊張と緩和のコントラストをさらに際立たせてくれたと、私は強く感じています。

弁護士役で挑戦!『未知のソウル』で見せた新たな顔

イム・チョルスさんは、2025年に放送予定のドラマ『未知のソウル』でも重要な役柄に挑戦しました。

この作品で彼は、弁護士イ・チュングという役を演じています。

インタビューでは、共演したパク・ボヨンさんの演技について「自分自身ではなく、相手に結びついている」と絶賛し、「相手が私を作ってくれて、私がまた相手を作ってくれて循環になる演技が本当に上手だ」と、演技の相乗効果について語っています。(出典:MKニュースのインタビューより)

相手を活かし、自分も活きるという、アンサンブルを重視する彼の演技スタイルは、まさに長年の舞台経験の賜物。

彼の周りには、常に良い化学反応が起きているように見えますよね。

よくある質問(FAQ)

Q1. イム・チョルスの演技活動の「原動力」は何ですか?

A. イム・チョルスさんご自身が、演技活動を続ける上での「原動力」として真っ先に挙げているのは「両親」の存在です。

彼は、演劇の舞台を見てもらう機会は少なかったそうですが、テレビドラマに出演するようになってからは、「(母親が)よく訪ねてきてくれるという感じだ」と、ご両親が応援してくれていることに感謝の意を表しています。(出典:MKニュースのインタビューより)家族の支えと、親孝行したいという温かい想いが、彼のたゆまぬ努力を支えているのですね。

Q2. イム・チョルスが所属する事務所「HiSTORY D&C」には、他にどんな俳優さんがいますか?

A. イム・チョルスさんが専属契約を締結したHiSTORY D&Cは、俳優のソン・ジュンギさんが所属していることでも有名な事務所です。

他にも、『愛の不時着』で共に北朝鮮軍人を演じたヤン・ギョンウォンさん(ピョ・チス役)や、コ・ボギョルさん(『ハイバイ、ママ!』など)といった、実力と個性を兼ね備えた俳優さんが多数所属しています。プロフェッショナルな俳優陣が集まる環境で、イム・チョルスさんが今後どんなシナジーを生み出していくのか、とても楽しみですね!

まとめ

今回は、『涙の女王』で共感を呼び、『ヴィンチェンツォ』で爆笑をかっさらった俳優、イム・チョルスさんの知られざるエピソードをたっぷりとお届けしました。

演劇で10年以上の下積みを経験し、親友と切磋琢磨し、そして家族の温かい支えを力に、彼は「面白くて難しい」演技の道を歩み続けています。

彼の演じるキャラクターが、なぜあんなに人間臭く、魅力的なのか、その背景には、彼の真摯で熱い俳優人生があるからだと感じます。

ソン・ジュンギさんという心強い仲間がいる事務所で、これから彼の才能がどんな新たな領域を築いていくのか、ファンとして本当にワクワクしますよね。

次にイム・チョルスさんを観るときは、彼の「名脇役」としての奥深さにもぜひ注目してみてください。

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この記事を書いた人

日本のドラマや韓国ドラマ、KPOPが大好きなライター5年目の主婦です。
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