「京城クリーチャー」序盤で「もういいや…」離脱者続出?大ヒットの裏側をのぞいてみた!

Netflixで配信されるや否や注目を集めた『京城クリーチャー』。

パク・ソジュンさん、ハン・ソヒさんの豪華タッグというだけで「絶対に観たい!」と思った方、多かったですよね?

ところがフタを開けてみたら、「途中で力尽きた」「1話で離脱」なんて声もチラホラ。

SNSでも「日本語が変すぎて集中できない」「展開の遅さに眠気きた」と、まるでクリーチャーより眠気が強敵と話題になってしまいました。

正直、私も途中で「このモンスターの正体より、テンポのほうが謎」って思いました。

では、なぜそんな評価になってしまったのか。

気になる裏側を掘ってみましょう。

目次

「京城クリーチャー」序盤で「もういいや…」離脱者続出? 

日本語があまりにも不自然すぎた!

「京城クリーチャー」は大ヒットしたドラマです。

しかし、中には批判している方もちらほらいるようです。

特に、日本語が聞き取りにくかったとのこと。

日本人役を演じているのは全員韓国人俳優でした。

そのためどうしても日本語のイントネーションが不自然になり、視聴者は集中できず「なにこの棒読み劇?」とツッコミを入れたくなるほどだったのかもしれません。

字幕派の人は「吹替えのほうがマシかも」と切り替えた人もいたようです。

特に名セリフ(のはず)が緊張感ゼロで聞こえる瞬間、SNSでは一斉に「え、今なんておっしゃいましたか?」とざわついたほど。

キャストの努力は感じるのですが惜しい!

もうひと息でしたね。

「京城クリーチャー」シーズン1のストーリーが重い!

『京城クリーチャー』の舞台は1945年、日本統治時代の京城(現ソウル)。

人体実験やモンスターなど、重めの題材なのに、展開がのんびりでした。

サスペンス要素より恋愛が前面に出て、視聴者からは「今、それ入れる!」と困惑する声も。

韓国のレビューサイト「Watcha」では5点中2.6点という低スコアになっています。

Namu Wikiの評価ページでも、
「素材は悪くないが脚本が残念」「モンスターの扱いが雑」と、ドラマ好きも首をかしげた模様です。

まるで「キムサブ」と「Sweet Home」と「ミスター・サンシャイン」をざっくり混ぜてミキサーにかけたような印象、というレビューまでありました。納得。

時代考証がズレてる問題

https://x.com/Yui_basssist/status/1753270112898204031/photo/1

舞台は1945年なのに、出てくる台詞や服装、施設の雰囲気が2025年最新との声もよせられていました。

「この換気口、現代のソウル地下鉄かな?」と思うような描写もあって、歴史モノに期待していた視聴者はがっくりしてしまったようです。

韓国でも「制作者が当時の歴史を理解していないように見える」と辛口コメントが相次いだとのこと(出典:朝鮮日報、Namu Wiki)。

筆者は、「1945年をこれだけ再現できるなんてすごいな!CGかな?」なんて感心していたのですが、細かく観てるひとはすごいですね。

しかも、日本軍ばかりが一方的にやられる展開で、「なんで主人公だけ無傷?」とツッコミたくなった人もいたそうです。

ご都合主義すぎたのかもしれませんね。

各国のリアクションを比べてみた!

国・地域サイトスコアコメント傾向
日本Filmarks⭐3.1/5「重くてしんどい」「テンポ悪い」「キャストが救い」
韓国Watcha⭐2.6/5「脚本雑」「演出チグハグ」「恋愛に説得力ゼロ」
アメリカIMDb⭐7.4/10「設定は面白いのに展開が浅い」

どこの国でも「反日だから低評価」というより純粋に作品そのものが惜しいという認識。

つまり、政治的理由というより脚本力の問題が大きかったってことですね。

キャストがすばらしい!

ここまでボロクソ書いておいてなんですが(笑)、キャストの演技と映像美は素晴らしかったです。

キャスト
  • チャン・テサン役:パク・ソジュン
    京城で最も熱い資産家で情報通。消えた愛人を探すために動く青年。
  • ユン・チェオク役:ハン・ソヒ
    行方不明の母を探す人探しの専門家。満州から京城に移住。
  • 前田由紀子役:スヒョン
    日本軍の権力者石川の妻で、京城一帯の女地主。ミステリアスな存在。
  • ナウォル夫人役:キム・ヘスク
    金鈺堂の執事でテサンの支えとなる温かい人物。
  • ユン・ジュンウォン役:チョ・ハンチョル
    チェオクの父親で、行方不明の妻を探している。
  • ク・ガッピョン役:パク・ジファン
    金鈺堂の所長。
  • 一路院長役:ヒョン・ボンシク
    甕城病院の怪しい院長。
  • クォン・ジュンテク役:ウィ・ハジュン
    テオンの親友で独立運動家。

パク・ソジュンさんの冷静さと情熱の同居した演技、ハン・ソヒさんのアクションの凛々しさは素敵でしたね。

パク・ソジュンの「京城クリーチャー」での演技の評価!

特に、パク・ソジュンの「京城クリーチャー」での演技は、非常に高く評価されています。

彼が演じたチャン・テサンというキャラクターは冷静で情熱的な面を持ち、視聴者や韓国ドラマファンから「はまり役」と好評でした。

パク・ソジュン自身も役作りにおいてキャラクターの緩急をつけることに苦心し、重苦しい時代背景の中での人物の意外な一面や人生の選択を丁寧に表現しています。

さらに、日本語のセリフを自然に演じるため、監督や脚本家と相談しながら不自然にならないよう工夫していました。

視聴者や批評の中にはドラマ自体の物語に対する批判もありましたが、俳優陣の演技力、特にパク・ソジュンの存在感には不満がほとんど見られず、彼の実力派としての熱演は作品の大きな魅力となっています。

パク・ソジュンの演技は感情の揺れや無言の演技、表情の作り込みも素晴らしく、演技面では非の打ちどころがないと評されています。

このように、「京城クリーチャー」ではパク・ソジュンの演技は作品の質を支える重要な要素と認識されており、視聴者にも強い印象を残しました。

ハン・ソヒの『京城クリーチャー』での演技の評価

また、ハン・ソヒの『京城クリーチャー』での演技についても、視聴者や評論家の間で概ね高く評価されています。

彼女は繊細で深みのある演技を披露し、特に感情の揺れ動きやキャラクターの強さと弱さを巧みに表現していると称賛されているとのこと。

主役パク・ソジュンとの共演によって、生まれる切ないロマンスや人間ドラマが作品の大きな魅力です。

彼女の役は敏腕の探偵ユン・チェオクであり、アクションシーンも含む多彩な演技力を見せています。

キャスト全体の演技力は高評価で、彼女自身も作品のテーマに真摯に取り組んだことが伝わっていました。

ただ、ドラマ全体としては物語の粗さを指摘する声もあるものの、俳優陣の熱演はその面を補って余りあるとの評価です。

ハン・ソヒの演技は、単にビジュアルだけでなく、演じる役柄の心理や時代背景を深く掘り下げており、視聴者の共感を呼んでいます。

映像やOSTも絶賛!

映像の重厚さも圧巻でした。

特にOST(劇中音楽)の完成度が高く、「作品は微妙だったけど音楽は最高」と評価する声も。

もう、映像・音・俳優の頑張りでなんとか持たせてる感じですね。

そして気になるシーズン2は、時代を2024年のソウルにワープ。

昭和から令和へ…。

歴史モノから現代サスペンスへの転換に、ファンの間でも「今度こそ巻き返せる?」と期待の声が上がっていました。

ドラマ「京城クリーチャー」のOST

主に以下の楽曲が使用されています。

  • SUHO(EXO)による「FOREVER」:愛や友情を象徴する曲。
  • Baek Aによる「Time」:しっとりした楽曲で感情的なシーンに合う。
  • LEAFYによる「Time (Elec. Ver.)」:エレクトロニックなサウンドが特徴で緊張感を高める。
  • キム・ユルホによる主題歌:力強いロック調で物語の激しい戦いや葛藤を表現。
  • キム・ハジュンによる挿入歌「最後に」:透き通る声のバラードで感動を引き立てる。
  • シーズン2ではIsaac Hongの「GRADATION IN LIGHT」、Solar(MAMAMOO)の「LEAN」、Kim Danielの「FOREVER (Acoustic Ver.)」、Kim Areumの「DAWN」などの曲も挿入歌として使用されています。

これらの楽曲はドラマの世界観や緊張感、感動的なシーンを音楽で強く支えています。

それぞれの曲がドラマのテーマやキャラクターの感情を豊かに表現しており、視聴者の没入感を高める重要な役割を果たしています

よくある質問

Q1:反日ドラマって本当?
A1:制作者が意図的に政治的メッセージを盛り込んだわけではなさそうです。韓国国内でも「もう反日で釣れる時代じゃない」と冷静な意見が多く見られます(出典:スポーツソウル)。

Q2:731部隊が出てくるのは史実?
A2:一部は史実をモチーフにしていますが、実際は中国のハルビンで起こった出来事。舞台が韓国という設定は創作要素が強いです。

Q3:日本語が変だと感じるのはなぜ?
A3:キャスト全員が韓国人で、日本語を独学で練習。イントネーションやアクセントが違うため違和感を覚える人が多かったようです。

Q4:シーズン2は期待できる?
A4:舞台も時代もガラリと変わるので、心機一転に期待!ただし、脚本が同じカン・ウンギョン作家(『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズ)なので、根本的なテイストは継承されそうです。

まとめ 

『京城クリーチャー』、正直、脚本とテンポの面では惜しかったですが面白かったです。

キャストのビジュアルと撮影の美しさは一級品。

「もう見たくない」と思った人にも、「次こそは…」と思わせる何かがあるのも確かだと考えられます。

批判の声は一部でほとんどの方は「おもしろかった」と言っているドラマなのでシーズン2も視聴してみたいと思っています。

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この記事を書いた人

日本のドラマや韓国ドラマ、KPOPが大好きなライター5年目の主婦です。
あなたが知りたいことが解決できればいいなと思っています。
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