韓国ドラマ『離婚弁護士シン・ソンハン』は、重たいテーマを扱いながらも“音楽”や“友情”、そして淡いロマンスを織り交ぜた、人間味あふれるヒューマンドラマとして多くの人を惹きつけました。
そんな中でも印象的なのが、シン・ソンハン(チョ・スンウ)が川辺でピアノを弾く場面。
かつての夢と痛みを思い出すシーンに胸を打たれた方も少なくないでしょう。
あのシーンが撮影された場所がどこなのか、気になりますよね?
今回はそのピアノのロケ地をはじめ、ドラマを彩った印象的なロケ地を掘り下げて紹介していきます。
シン・ソンハンがピアノを弾いた場所 ― 清渓川(チョンゲチョン)

撮影場所は、川を横切る橋の一つ「毛塵橋(モジョンキョ)」の下。
劇中では「Die Stille zwischen den Noten ist genauso wichtig wie die Noten selbst(音符の間の静寂は音符そのものと同じくらい重要です)」というドイツ語の言葉とともに、そっと置かれたストリートピアノが登場します。
ソンハンがためらいながら鍵盤に触れる姿は、彼自身の過去と向き合うようでもあり、観ている側の心にも静かな余韻を残しました。
清渓川は2005年に復元された人工水路で、市民の憩いの場として散歩や夜景散策に人気です。
夜は柔らかなライトに照らされ、川面に映る光が幻想的。
その景色の中でソンハンが奏でる「魔王」の旋律を思い出すと、まるで自分もドラマの一場面に入り込んだような感覚になりますよね。
- 名称:清渓川(毛塵橋周辺)
- 所在地:ソウル特別市 中区 太平路1街 一帯
- アクセス:地下鉄2号線「市庁駅」5番出口から徒歩5分
- 公式サイト:ソウル施設公団 清渓川
裁判所シーンの舞台 ― ソウル家庭裁判所
物語序盤から存在感を放った「ソウル家庭裁判所」。
シン・ソンハンが弁護士として初めて本格的に依頼人と対峙する場面に登場する象徴的な場所です。
所在地は瑞草区(ソチョグ)で、ソウル最高裁などが集まる法曹街にあります。
建物の前には現代アートのようなモニュメントが設置されていて、ひと目で「ここだ」とわかる特徴的な景観です。
他の人気ドラマ『ペントハウス シーズン1』や『パフューム』でも使われているので韓ドラファンにはおなじみかもしれませんね。
「ドラマファンの聖地」と呼ばれることもあるようです。
鋭い緊張感に包まれたソンハンの裁判シーンを思い出しながら足を運ぶと、その迫力をよりリアルに体感できます。
- 名称:ソウル家庭裁判所
- 所在地:ソウル特別市 瑞草区 江南大路193
- アクセス:地下鉄3号線「良才駅」9番出口から徒歩4分
- 公式サイト:ソウル家庭裁判所
友情の象徴 ― 日本食居酒屋「安ちゃん」
ここは実際にソウル・弘済洞にある日本居酒屋で、2018年から営業しています。
ドラマの中の「哀れな敗者たち」の集まり場として登場し、くだらないことを語り合ったり、時に真剣な話をしたりと、彼らの友情を感じられる温かな場所。
店内は木を基調とした居心地の良い空間で、日本酒や海鮮料理が本格的に味わえます。
お酒を飲まない人でも気軽に訪れることができるアットホームさが魅力。
実際にドラマファンが多く訪れ、“ソンハンたちと同じ空間で飲んでいる気分になる”と語る人もいるそうです。
- 名称:安ちゃん
- 所在地:ソウル特別市 西大門区 統一路39キル32
- アクセス:地下鉄3号線「弘済駅」徒歩3分
- 公式Instagram:安ちゃん アカウント
ロマンスが育まれた ― 雲井湖公園
第11話でヒョングンとソヨンが穏やかに歩きながら心を通わせるシーンの舞台が、坡州市にある「雲井湖公園」。
夜の湖畔を並んで歩く二人の姿はとても印象的でした。
広大な敷地にはジョギングコースやフットサル場も整備されていて、昼はファミリーや地元の人々でにぎわいます。
夜になると湖の水面が街灯に輝き、ドラマのワンシーンのような雰囲気を楽しめます。
- 名称:雲井湖公園
- 所在地:京畿道 坡州市 野塘洞
- アクセス:京義中央線「雲井駅」徒歩6分
- 公式サイト:坡州市公式ページ
苦い記憶と再生の場所 ― GS25 雲井ハヌル公園店
最終回のラストを飾るコンビニがここ。
妹ジュファの事故現場としても描かれ、ソンハンにとって大切でありながら痛みを伴う場所となりました。
一方で、最終話では親友たちとワインを飲みながら語り合うシーンでも登場し、“別れと再生”を象徴する場となったのです。
- 名称:GS25 雲井ハヌル公園店
- 所在地:京畿道 坡州市 東牌路 63番キル1
- 営業時間:24時間営業
参考:NAVER MAP(https://bit.ly/40Ga9Eh)
まとめ
『離婚弁護士シン・ソンハン』で描かれたロケ地は、どれも物語に深い色を添える大切な舞台でした。
清渓川の夜に響くピアノの音、裁判所の荘厳な空気、居酒屋での友情、雲井湖公園で芽生えたロマンス、そしてコンビニでの別れと再生…。
ただの背景ではなく、人物の心情や物語そのものを映し出していたように思えます。
次にソウルや坡州を訪れる機会があれば、ぜひこれらの場所を歩いてみてください。
きっとドラマの余韻がもっと深く胸に残るはずです。
よくある質問
Q:清渓川のピアノは実際に置かれているのですか?
A:撮影用に設置されたものです。普段は常設されているわけではありませんが、他のイベントで公衆ピアノが置かれることもあり、似た雰囲気を味わえることがあります。
Q:ソウル家庭裁判所は観光客が中に入れますか?
A:法廷見学は原則制限されています。ただし外観は誰でも見学でき、ドラマで登場した景色も実際に目にすることができます。
Q:ソンハンのピアノ演奏シーンで流れた曲は?
A:第2話で演奏されたのはシューベルト作曲『魔王』。チョ・スンウさん自身が実際にピアノを弾いて撮影されています(JTBCハイライト映像より)。
Q:安ちゃんは予約必須ですか?
A:平日は比較的入りやすいですが、週末はファンや地元客で混み合うため、予約しておくと安心です。
Q:Netflix版でも同じロケ地が使われているの?
A:はい。韓国JTBCで放送されたオリジナル映像をNetflixが配信しているため、ロケ地はすべて同一です。
