パク・ソンフンさんは、『ザ・グローリー』や『涙の女王』などで悪役を演じ、強烈な存在感を放つ韓国俳優です。
ただ、彼のキャリアや実際の人柄を深掘りすると、作品を通して伝わる印象とは大きく違う魅力が見えてきます。
ここではプロフィールからデビュー秘話、代表作の裏側やエピソードまで、さらに詳しくまとめてみました。
パク・ソンフンの基本プロフィール
[#パク・ソンフン Instagram]
— パク・ソンフン (PARK SUNG HOON) 日本公式 (@PARKSUNGHOON_JP) October 3, 2025
ありがとうございます🏆#黄金撮影賞 #황금촬영상https://t.co/Q5HjjezB1y pic.twitter.com/F22qNnxEc6
- 名前:パク・ソンフン(Park Sung-hoon)
- 生年月日:1985年2月18日(現在40歳)
- 出身地:韓国 京畿道 果川市
- 身長:183cm
- 血液型:A型
- 家族構成:両親、姉が2人、愛犬ボックス(溺愛中)
- 学歴:果川外国語高校(フランス語科)、東亜放送芸術大学(映画芸術学)
- 趣味・特技:ボクシング(学生時代は得意で役作りに生かされたことも)
- 事務所:BHエンターテインメント
- Instagram:@boxabum
- MBTI:ISFJ。ただし本人曰く「診断するたびにENTPやINFPになることもある」と話しており、柔軟で多面的な性格を反映しているようです。
※名前のインスタID“boxabum”は「犬のボックスのパパ」という意味。
俳優としての華やかさと家庭的な一面が同居していて微笑ましいですね。
俳優を目指したきっかけ
パク・ソンフンさんの実家は医療・法律関係の仕事に就く親族が多い家庭で、自然と学問に励む環境だったそうです。
けれども本人は「勉強に強みがないことに気づき、劣等感を感じていた」と後に語っています。
そんな中で演技の道に魅せられ、両親の反対を押し切るのではなく、むしろ応援を受けて演技の世界へ。
大学時代には舞台演技に打ち込み、観客の拍手を受ける喜びから「俳優になるしかない」と確信。
舞台俳優として学んだ基礎が、その後の細やかな表情や悪役の迫力につながっているといわれています。
長い無名時代
2008年 映画デビュー
『霜花店 運命、その愛』で映画に初出演。
当時のキャストにはソン・ジュンギさんやチョ・インソンさんなど、現在トップになった俳優たちが並んでいましたが、ソンフンさんは無名の脇役。
2011〜2017年 助演俳優時代
『僕らのイケメン青果店』『太陽を抱く月』『マッド・ドッグ』など話題作に出演したものの、小さな役や敵役が多く、なかなかブレイクには至りませんでした。
2018年 出世作『たった一人の私の味方』
KBSで放送された大人気ホームドラマで、チャン・ゴレ役を好演。
優しく誠実な青年役が“理想の婿”として人気を集め、初めて注目を浴びました。
本人にとっても、父親の療養中に病院で家族と一緒にテレビを見られたことが嬉しかったと語っています。
転機と挫折、そして再起
苦い経験『朝鮮駆魔師』(2021年)
歴史歪曲による炎上で全16話予定が2話で打ち切りに。
主要キャストを務めたパク・ソンフンさんも批判の矢面に立たされ、インスタに謝罪文を公開するほどでした。
この時期は精神的に非常に辛かったとされています。
大ブレイク!『ザ・グローリー』(2022年・Netflix)
『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』(2022年・Netflix)は、高校時代に壮絶ないじめを受けた女性ムン・ドンウンが、人生をかけて加害者たちに復讐を果たす韓国の社会派ヒューマンスリラーです。
サイコパス的な冷血さで視聴者が最も嫌悪したキャラクターと呼ばれるほど。
しかし裏では共演者に気配りをし、撮影現場では明るくムードメーカーだったとの証言もあり、悪役なのに憎み切れない俳優像を確立しました。
あらすじ
ムン・ドンウンは建築家になる夢を持っていたが、高校時代にパク・ヨンジンが率いるグループから激しいいじめを受け、相談相手もおらず自主退学に追い込まれる。ドンウンはその後、復讐を人生の使命と定め、工場で働きながら高卒認定を取得、大学進学後に教師となる。物語は、ドンウンが加害者の一人であり今やテレビ局のお天気キャスターであるパク・ヨンジンの娘の担任となり、彼女をはじめ加害者たちに復讐を仕掛けていく過程を描く。復讐劇は16年越しに綿密に計画され、加害者たちは自信に満ちていたが、ドンウンの復讐に恐怖を感じるようになる。
キャストと見どころ
- ムン・ドンウン役:ソン・ヘギョ
主人公。高校時代のひどいいじめに耐え、教師となり復讐に全てを賭ける。感情を抑えつつも強い決意を見せる演技が評価されている。 - パク・ヨンジン役:イム・ジヨン
いじめグループのリーダーで、現在は有名なお天気キャスター。大手建設会社の社長と結婚しており、娘もいる。ドンウンの最大の復讐相手。 - チュ・ヨジョン役:イ・ドヒョン
総合病院長の息子で形成外科医。ドンウンに想いを寄せ、復讐を献身的に支援するキャラクター。撮影後に女優イム・ジヨンと熱愛を発表し話題に。 - チョン・ジェジュン役:パク・ソンフン
ムン・ドンウンをいじめていた高校の加害者グループの中心人物の一人で、裕福な家柄に甘え奔放な生活を送る役どころです。親から引き継いだゴルフ場の経営やブティックのオーナーも務めています。彼は色覚障害を持ち、ヨンジンとは高校時代から肉体関係にある複雑な関係にあります。
見どころポイント
『ザ・グローリー』は復讐劇としてだけでなく、社会問題であるいじめや階級差も深く掘り下げる点が評価されている。ドンウンの復讐計画の緻密さやキャラクターの心理描写が秀逸で、ショッキングないじめシーンもリアルに描かれているが、それに打ち勝つドンウンの強さに視聴者が引き込まれる。Netflixで世界配信され、多くの視聴者から高い評価を得ている。
このドラマは全16話構成で、2023年3月に完結編Part2も配信され、物語が完結している。主演のソン・ヘギョの存在感と復讐の巧妙な展開が特に見どころです。
国民的ヒット『涙の女王』(2024年・tvN)
キム・スヒョンさん&キム・ジウォンさんの主演作で最高視聴率24%超え。
冷酷なユン・ウンソン役を担当し、眉目秀麗な外見でありながら非情な野心家を体現しました。
ドラマの裏では、撮影後に自分が涙する姿も所属事務所公式YouTubeで公開され、ファンから「実は心優しい人」という声がますます広がりました。
結婚生活に危機を迎えた夫婦が再び愛と信頼を取り戻していく感動のラブストーリー『涙の女王』(2024年・Netflix)のあらすじ、キャスト、見どころをご紹介しましょう。
あらすじ
クイーンズグループの財閥3世で“デパートの女王”と称されるホン・ヘイン(キム・ジウォン)は、田舎の村・龍頭里(ヨンドゥリ)出身の頭脳明晰な弁護士ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)と結婚して3年目を迎えています。しかし夫婦の関係は冷え切りヒョヌは離婚を考えていました。そんな中、ヘインが余命3ヶ月であると告げ、ヒョヌは改めて二人の時間を大切にしようと決意します。一方でヘインの元恋人であり有能な投資家のユン・ウンソン(パク・ソンフン)が現れ、クイーンズグループをめぐる陰謀も明らかになり、二人の前に新たな試練が立ちはだかります。
キャスト
- ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)
弁護士でクイーンズグループの法務取締役、ヘインの夫。 - ホン・ヘイン(キム・ジウォン)
クイーンズグループの3代目常務取締役で“デパートの女王”。 - ユン・ウンソン(パク・ソンフン)
ウォール街の投資家でM&A専門家、ヘインの大学の同期かつ元恋人。 - ホン・スチョル(クァク・ドンヨン)
ヘインの弟でクイーンズマート代表。 - チョン・ダヘ(イ・ジュビン)
スチョルの妻。
その他、クイーンズ家の複雑な人間関係やヘインの秘書や友人たちがドラマを盛り上げます。
見どころ
『涙の女王』の見どころは、いったん破綻しかけた夫婦が、互いの本当の気持ちに気づき再び愛を育み直すプロセスの丁寧な描写です。豊かな財閥社会の権力争いや陰謀、過去の恋愛事情なども絡み合い、ラブストーリーだけにとどまらないドラマチックな展開が魅力です。主演のキム・スヒョンとキム・ジウォンの演技力も高く評価されており、パク・ソンフンのミステリアスな投資家役も物語に深みを加えています。社会的地位や家族の権力争いを背景にしながらも、「愛」と「絆」をテーマにした感動作です。
このドラマはNetflixで独占配信中で、全16話構成です。
人気脚本家パク・ジウンが手掛け、「愛の不時着」などのヒット作を生んだスタッフが参加しています。
グローバル進出『イカゲーム シーズン2・3』(2024〜)
世界中でブームを起こしたNetflixオリジナルへ出演決定。
ヒョンジュ役で新たな挑戦を続け、今や韓国だけでなく国際的にも注目される存在です。
あらすじ
『イカゲーム』のシーズン2は、前作から約3年後のストーリーで、ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームの黒幕を暴き、残酷なゲームに終止符を打つべく再び挑戦する展開が描かれます。ギフンは、過去の悲劇や家族の絆、そして新たな敵と対峙しながら、運営組織の背後に潜む謎や自分の運命に向き合います。追加の登場人物として、フロントマンやめんこ男(コン・ユ)、警官のジュノ(ウィ・ハジュン)など、複雑な人間関係が物語を彩ります。
シーズン3について
シーズン3は、クーデター失敗やギフンの絶望、組織の背後にある陰謀が明らかになる展開が描かれます。ギフンは、親友チョンベを目の前で失ったショックから無気力状態に陥り、運営組織の真実や裏切りが次々と判明します。ゲームの最終局面では、ギフンや参加者たちが命がけの脱出と闘いを繰り広げ、赤ちゃんを唯一の生存者として残して幕を閉じる結末となります。
シーズン2・3の主要キャスト
- ギフン(参加番号456番):イ・ジョンジェ
前作の勝者で、シーズン2・3の中心人物。ゲームの黒幕に立ち向かいながら、運営の真相に迫ります。 - ジュニ(参加番号222番):チョ・ユリ
妊婦で、シーズン2・3を通じて命懸けで戦い、やがて赤ちゃんを出産します。 - ミョンギ(参加番号333番):イム・シワン
投資家で元ユーチューバー。ジュニの元彼で複雑な人間関係を持ちます。 - フロントマン(ゲーム運営の黒幕):イ・ビョンホン
ゲームを支配する謎多き人物。 - スカウトマン(元刑事):コン・ユ
運営組織の一員でありながら複雑な立ち位置のキャラクター。 - ヒョンジュ(参加番号120番):パク・ソンフン
シーズン2およびシーズン3に登場。性別適合手術の費用を得るためゲームに参加したトランスジェンダーの女性。強さと優しさをあわせ持つリーダーシップが光るキャラクターで、パク・ソンフンはこれまでの悪役イメージとは異なる繊細かつ力強い演技で高い評価を得ています。 - その他のキャスト
カン・デホ(参加番号388番・カン・ハヌル)、クムジャ(参加番号149番・カン・エシム)、ヨンシク(参加番号007番・ヤン・ドングン)など、多彩なキャラクターが登場しています。
見どころ
シーズン2・3の最大の見どころは、ギフンの復讐と正義の追求、運営組織の陰謀の暴露、そして多様な人間ドラマです。パク・ソンフンのヒョンジュ役は、多様性を描きながらも強さと優しさで観る者の共感を呼び、全体の物語に新たな深みを加えています。キャストの演技力の高さと緊迫したストーリー展開が魅力のシリーズ完結編です。
パク・ソンフンの人柄と魅力
悪役の帝王と天然なお兄さんのギャップ
演技では狂気じみた悪人を見事に体現する一方、素顔は親しみやすく、共演者やスタッフを笑わせることも多いタイプ。
『ザ・グローリー』悪役チームとは今も仲が良く、定期的に飲み会をしてインスタで集合写真をあげており、ファンにとっては嬉しいギャップです。
愛犬家の一面

Instagramで度々登場する愛犬ボックスの可愛らしさにファンも夢中。
撮影中も「ボックスに会いたい」と話すほどの溺愛ぶりで、ボックスのパパ俳優という愛称までできています。
多彩な演技幅
悪役=パク・ソンフンというイメージが強いですが、実はラブコメやヒューマン作品でも存在感を発揮。
『恋の始まりは出馬から』では天然な役を演じ、“キノコヘア姿”もファンの間で名シーンとして話題になりました。
出演作品の注目ポイント
ドラマ代表作
- 『たった一人の私の味方』(2018/KBS)…出世作
- 『ジャスティス-復讐という名の正義-』(2019/KBS2)…頭脳派弁護士役
- 『サイコパスダイアリー』(2019/tvN)…記憶喪失のサイコパス
- 『ザ・グローリー』(2022/Netflix)…代表的ヴィラン
- 『涙の女王』(2024/tvN)…冷酷な財閥投資家
映画出演
『コンジアム』(2018/韓国ホラー)、『熱帯夜』(2024)など幅広く挑戦。
特に本人はホラーが苦手なのに『コンジアム』に出演した際は「試写会から逃げ出したいほど怖かった」と発言し、ファンを笑わせました。
まとめ
パク・ソンフンさんは悪役俳優としてのイメージを確立しつつも、実際はユーモラスで優しい性格。
無名時代の努力、挫折を乗り越え、今や韓国を代表する実力派俳優として国際舞台へ羽ばたいています。
『ザ・グローリー』での狂気、『涙の女王』での冷徹さ、そして『恋の始まりは出馬から』のトボけた愛嬌。
どの顔も表現できる彼は、これからも確実に世界中の視聴者を惹きつけていくはずです。
よくある質問
Q:パク・ソンフンさんは歌手活動もしていますか?
A:はい。ドラマ『恋の始まりは出馬から』のOSTを担当し、歌声を披露しています。役とは違う柔らかい歌声に驚いたファンも多いです。
Q:結婚や熱愛の情報は?
A:これまで公に認めた熱愛や結婚の発表はありません。プライベートはかなりオープンにしないタイプです。
Q:悪役のイメージが強いのに、本人はどう思っている?
A:「悪役をすると、演じながら人間の弱さや欲望をすごく学べる。挑戦しがいがある役だから大切にしている」とインタビューで答えています(JTBC公式インタビュー)。
Q:パク・ソンフンさんのファンクラブはありますか?
A:日本公式ファンクラブ「パク・ソンフン ジャパンオフィシャルファンクラブ」が開設されており、最新ニュースや未公開写真が見られます(parksunghoon.jp)。
Q:今後の出演予定は?
A:『イカゲーム シーズン2・3』(Netflix)、映画『熱帯夜』(2024)があり、今後さらに国際的な作品での活躍が期待されています。
