女優の木竜麻生(きりゅう まい)さんが主演を務めるNHKの夜ドラ『いつか、無重力の宙(そら)で』が、2025年9月8日から放送中です。
このドラマは、高校時代に「一緒に宇宙に行こう」と夢を語り合った天文部の女性4人が、大人になって「超小型人工衛星」づくりを通して、もう一度青春をやり直す物語です。
超かっこいいですよね。
この記事では、木竜さんご本人が語る「30歳のリアル」や、彼女たちを待ち受ける人工衛星開発のリアルな困難、そして彼女の唯一無二の女優としての魅力まで。
『いつか、無重力の宙で』を深掘りしながら、木竜麻生さんの魅力を紹介していきます。
一緒に飛鳥たちの“2度目の青春”を応援しましょう。
共感を呼ぶ!木竜麻生が演じる30代のリアル

毎日を「大丈夫」と笑って過ごすけれど、心の奥底では“何か”を諦めてしまっている……。
このドラマのテーマは、まさに現代の30代が抱えるリアルな悩みを映し出していると感じます。
社会人9年目の飛鳥が身につけた「処世術」
木竜さんが演じる主人公・望月飛鳥は、大阪の広告代理店で働く30歳。
若手のロールモデルと言われる「できる人」でありながら、実際は上司と後輩の板挟みになり、周囲が求めることを察しては「じゃあ、私やっときます!」と安請け合いしてしまう“配慮と遠慮と気遣いで疲弊するタイプ”です。
木竜さん自身も、飛鳥が30歳までに自然と身につけた“処世術”について、深く掘り下げていました。
彼女なりの経験則とコミュニケーション術で、意外とそつなく、普通に生きてこられた人なんじゃないかと想像しています。
引用:NHK夜ドラ公式・木竜麻生さんコメント
大人になると自分の「容量」を知って、無理して持たなくていいものを手放す作業が始まる、と木竜さんは明かしていました。
飛鳥の心に「宇宙」という熱量が少しずつ溢れ出すプロセスを、木竜さんがどう演じてくれるのか楽しみでワクワクしますね。
「重力」の正体は誰にも言われていない“折り合いのつけ方”
このドラマの冒頭で、柄本佑さんが担当する「天の声(語り)」が、「大人になるにつれ、この世界の重力は少しずつ大きくなっている……気がする」と語りかけます。
木竜さんはこの「重力」について、「Noと言えないこと」や、「自分が置かれた場所で生きていくうえでの『折り合いのつけ方』みたいなもの」だと解釈されていました。
誰かに強制されたわけじゃないのに、知らず知らずのうちに自分を縛ってしまう。
でも、この物語は「夢を持てば全てが軽くなる!」という単純な話ではない、と木竜さんは考えています。
昨日より今日のほうが少し軽い気持ちになれたり、以前よりもちょっとだけ「重い時間」が短くなるとか。そのぐらいでも十分だったりするのではないかな。
引用:NHK夜ドラ公式・木竜麻生コメント
大きなことではなく、小さな変化の積み重ねを大事にしようというメッセージは、頑張りすぎちゃう私たちにホッと一息つく時間をくれるように感じますね。
実力派・木竜麻生の女優としての魅力!
主演の木竜麻生さんは、2014年の映画デビューから10年で、数々の映画賞を受賞し、その唯一無二の存在感と比類なき演技力が高く評価されている実力派女優です。
文学少女から映画主演へ!キャリアを支える知性
木竜さんの女優としてのキャリアは、中学2年生の時に訪れた原宿でのスカウトから始まりますが、彼女は高校卒業まで地元・新潟で過ごし、大学で近代文学を深く学んでいます。
特に、詩人の谷川俊太郎さんを一番好きな作家・詩人に挙げているほどで、文学への造詣の深さが、彼女の繊細で知的な表現に繋がっているようです。
難しい役でも、その役の背景や感情を深く掘り下げ、血の通った人物として演じ切る力があるのは、彼女のそうした知的好奇心が源になっているのかもしれませんね。
映画では、女力士を演じた『菊とギロチン』(2018年)での初主演や、『わたし達はおとな』(2022年)での等身大のヒロイン役、そして最近では井之脇海さんと共演した『ピアニストを待ちながら』(2024年)での哲学的な会話劇など、ジャンルや役柄の幅が本当に広いです。
超優秀な大学生・彗との世代間ギャップが刺激に!

物語が本格始動する第4週では、飛鳥たちの熱意と、奥平大兼さん演じる宇宙工学専攻の大学生・金澤彗の専門知識がぶつかり合います。
彗は成績は優秀だけど、コミュニケーションは苦手で、研究室でもやや浮いているというクールなキャラクター。
脚本家さんも、彼の役を奥平さん以外考えられなかったとコメントするほど、繊細な表情を持つ役どころです。
この世代を超えた宇宙への挑戦と、その中で生まれる衝突と成長のドラマが、この物語の大きな見どころになりそうですね。
よくある質問(FAQ)
Q1:「超小型人工衛星」って、個人でも作れるものなんですか?
はい、作れます。
このドラマの企画・演出担当者も、実際に趣味で人工衛星を作っている方々の拠点に足を運び、日常に溶け込んだ人工衛星を見て着想を得たそうです。
最近では、技術の進歩で、手のひらサイズの「キューブサット」と呼ばれる超小型衛星を、大学や企業だけでなく、個人や市民団体が開発・打ち上げを目指すことが可能になってきています。
飛鳥たちが挑戦するのは、まさにこの“市民による宇宙開発”という、今を映したリアルな夢なんですね。
Q2:木竜麻生が過去に出演したNHKの主なドラマ作品にはどんなものがありますか?
木竜麻生さんは、これまでもNHKの作品に多数出演しています。
特に印象的なのは、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)で演じた松澤初穂役や、山本周五郎ドラマ『さぶ』(2020年)でのヒロイン・おのぶ役です。
また、最近ではNHK BSのドラマ『老害の人』(2024年)にも出演されていて、NHKのドラマには欠かせない実力派として活躍しています。
まとめ
木竜麻生さん主演の夜ドラ『いつか、無重力の宙で』は、夢を手放したわけではない30代が、「超小型人工衛星」という目標を通して、もう一度自分を取り戻すための物語です。
「小さな一歩」を積み重ねていく主人公・飛鳥の姿は、「がんばれ」と小声で応援したくなるような、等身大の女性の姿を描いています。
特に、木竜さんが演じる波風立てたくないけれど熱い心を持つ飛鳥の繊細な演技に期待が寄せられているようです。
月曜から木曜の夜10時45分。何も考えず、ふわっと、私たちの生活にフィットしてくれるこのドラマ。
あなたもぜひ、モヤモヤとした日常の「重力」を、飛鳥たちと一緒に少しでも軽くしてみませんか?
