韓ドラ好きなら誰もが知っている大女優、イ・ミスクさん。
彼女が画面に登場するだけで、ピリッと空気が引き締まるような、あの圧倒的なオーラってすごいと思いませんか。
『涙の女王』での冷酷な演技も記憶に新しいですが、彼女の存在感って、主役を食っちゃいそうなほど強烈ですよね。
1980年代から今まで、トップスターとして輝き続けているイ・ミスクさんですが、そのキャリアは45年超え。
実は、彼女の人生は、出演ドラマよりもずっと波乱万丈で、本当に驚きのエピソードが満載なんです。
「あんなに素敵な女優さん、私生活はどうなっているんだろう」「元旦那さんってどんな人」「お子さんたちも芸能人なの」って、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、イ・ミスクさんの基本プロフィールはもちろん、結婚・離婚をめぐるドロドロの真相、息子さん・娘さんの貴重な情報、そして彼女を悩ませた衝撃的なスキャンダルまで、ネットを徹底リサーチして詳しく掘り下げていきます。
彼女の「人間味あふれる素顔」を知ると、きっともっとファンになっちゃいますよ。
80年代のシンデレラから”クイーン”へ!彼女の知られざる顔

①イ・ミスクってどんな人?プロフィールと驚異のキャリア
まずは、イ・ミスクさんの基本情報から見ていきましょう。
彼女のルーツを知ると、あの揺るがない強さの理由が少し見えてくる気がします。
華麗なるプロフィール:李舜臣将軍の子孫って本当?
- 名前(ハングル表記): 이미숙
- 生年月日: 1960年4月2日(おひつじ座の情熱家!)
- 学歴: 信光女子高等学校 卒業
- デビュー: 1979年 ドラマ『麻浦渡し』
- 家族: 息子、娘
- 所属事務所: Hunusエンターテインメント(2024年現在)
なんと、イ・ミスクさんは、韓国の英雄として有名な李舜臣(イ・スンシン)将軍の血筋だそうですよ(WowKoreaより)。
これ、びっくりしませんか。
あの堂々とした立ち振る舞いは、まさしく英雄の子孫。
彼女は、18歳の高校3年生の時、ミスロッテコンテストの人気賞を受賞して芸能界入り。
この時、最高賞をとったのがウォン・ミギョンさん。
この二人が80年代の韓国映画界を牽引することになるなんて、運命を感じます。
亡き父への想いと母の教えが育んだ”強さ”
参考記事にありましたが、イ・ミスクさんは小学校2年生の時にお父様を亡くされています。
当時32歳だったお母様は、動揺することなく4人姉妹を強く育て上げたそうです。
イ・ミスクさんは、そんなお母様を尊敬し、「早く成功して助けたい」という一心で芸能界の道を突き進んだといいます。
若くして逆境を乗り越えようとした強い意志が、彼女の女優としての原動力になっているんですね。
私も同じ状況だったら、ここまで強く生きられたかな…と考えちゃいました。
10年のブランクを破った伝説の復帰作『情事』
このブランクの間、彼女は「出産した女優が母親役しか来ない当時の環境」に耐えられず、日本留学などをして現実から逃避していた時期もあったそうです。
そんな彼女が、1998年に復帰作として選んだのが、映画『情事』。
テーマはなんと不倫でした。
母親になった後も、世間が押し付ける「女優の枠」を嫌い、タブーに挑む役を選んだ彼女のプロ意識と反骨精神に、私は鳥肌が立ちました。
この復帰は見事に成功し、彼女は揺るぎないトップ女優の地位を確立します。
②略奪愛?結婚と離婚、そして子供たちの今
イ・ミスクさんの結婚生活は、彼女のキャリアと同じくらい話題に事欠きませんでした。
結婚の裏にあったミスコリア女優との”三角関係”
イ・ミスクさんの旦那さんは、12歳年上の整形外科医、ホン・ソンホさんです。
実はこの婚約発表の時、元夫の元カノだと名乗るミスコリア出身の女優、イム・ジヨンさんが「略奪された」とマスコミに告発し、大スキャンダルになったんです。
イム・ジヨンさんはホン・ソンホ氏と結婚の約束をして同棲までしていたそうですが、ホン氏が独身に戻った後にイ・ミスクさんと婚約したため、イ・ミスクさんに怒りの矛先が向かったんですね。
この時、イ・ミスクさんは少しも動じることなく「彼は独身。問題ない」と一蹴したといいます。
この「ハリウッド女優のような肝の据わり方」に、当時の記者たちは驚いたそうです(Kstyle)。
強い女性って、本当にかっこいいですね。
離婚の理由と子供たちの留学生活
ホン・ソンホさんとの間には、長男(ピルウォンさん、1990年頃生まれ)と長女(ユジンさん、1994年頃生まれ)の二人の子どもがいます。
2007年に結婚20年目で離婚を発表。
離婚の理由については、お子さんたちのアメリカ留学のため、元夫が渡米して暮らしており、「別居が長引き、お互いの仕事への愛着が強すぎて、夫婦愛が友情に変わってしまった」から、とのことです(朝鮮日報)。
争いがあったわけではなく、円満な離婚だったとされています。
レッドカーペットデビュー!息子・ピルウォンの現在
イ・ミスクさんの息子さんは、2008年の釜山国際映画祭で、母親と一緒にレッドカーペットに登場し、イケメンぶりが話題になりました。
2011年のバラエティ番組『ヒーリングキャンプ』では、兵役中の息子さんからのビデオレターが紹介され、「最高の思い出は、レッドカーペットを一緒に歩いたこと」と語っていて、不覚にも泣きそうになりました。
多忙な母親を心から理解し、尊敬していることが伝わってきましたね。
娘のユジンさんについては、情報がほとんどなく、一般人として静かに生活されているようです。
③過去のスキャンダルと訴訟:トップスターが背負う十字架
イ・ミスクさんのキャリアには、必ずついて回る大きなスキャンダルがあります。
故チャン・ジャヨン事件への関与疑惑
2009年に新人女優チャン・ジャヨンさんが、性接待の強要を訴える文書を残して自ら命を絶った、韓国芸能界を揺るがす大事件です。
2012年、イ・ミスクさんと前事務所との訴訟トラブルの最中に、事務所側から「イ・ミスクもこの事件に関与している」という疑惑が暴露されました。
イ・ミスクさんは当初「故人とは知らない仲だった」と話していましたが、事件から10周忌の2019年には、自ら検察に出頭し、事情聴取に応じました(朝鮮日報)。
彼女は「故人の名誉が回復されることを望んでいる」と語っています。
トップスターという立場でありながら、真相究明のために協力する姿勢を見せた彼女の行動は、勇気あるものだと感じます。
17歳年下男性スキャンダルの真相
この報道を受け、イ・ミスクさんは「女優として、母親として、名誉回復のために戦う」と怒りをあらわにし、名誉棄損で記者らを告訴しました(Kstyle)。
結局、事務所との契約訴訟では敗訴し賠償金を支払うことになりましたが、彼女は「訴訟に時間を使うのは相手の思う壺だ」と考え、潔く女優業に専念する道を選びます。
彼女は当時、「私が嘘もつかず、人を欺いたこともないからこそ、今もこの業界で仕事ができている」と語っています。
この言葉に、彼女の生き方への自信と強いプライドが凝縮されている気がして、私は感動しました。
イ・ミスクに関する「よくある質問」
Q1. イ・ミスクが整形外科医と結婚したのは、もしかして整形していたから?
A. いいえ、イ・ミスクさんは整形を否定していますよ。
彼女の元夫が整形外科医だったため、世間はそう思ったのかもしれませんね。
彼女はテレビ番組で「鼻筋が通っているから若い時から整形を疑われた。
私は生まれる前に整形を終えてきた」とウィットに富んだ返しをしています。
逆に、元夫が整形外科医であること自体が、「彼女の美しさが天然であることの証明」として語られることもあったようです。
ただし、彼女が美しさ維持のために「皮膚やシワのケア」をしっかり行っているのは間違いないようです。
プロの女優として当然の努力ですよね。
Q2. イ・ミスクが日本に留学していたって本当ですか?その目的は?
A. はい、本当です。
彼女は長男出産後、長女が生まれた後に日本に留学していました。
これは、当時の韓国芸能界の「出産した女優は母親役しかできない」という狭い枠組みに縛られることを嫌ったためです。
元夫のホン・ソンホ氏によると、「妻は早くにお父さんを亡くしたため、勉強がちゃんとできなかった。
女優として大成するためには、英語と日本語ができたほうがいい」と考え、日本留学を勧めたそうです。
夫婦関係の破綻ではなく、「立派な女優になってほしい」という元夫の愛情と、彼女の自己成長への強い意欲が詰まった留学だったんですね。
Q3. イ・ミスクの出演作で、彼女の魅力が一番わかる「おすすめの悪役」は?
A. 最近の作品では、『涙の女王』も最高でしたが、個人的に『カネの花~愛を閉ざした男~』(2017年/MBC)のチョン・マルラン役は別格です。
彼女が演じたのは、財閥一家の傲慢で冷酷な長男の嫁。
愛人の子を自分の息子として育て上げ、財閥の跡取りにしようと画策する、野心と嫉妬の塊のような女性です。
イ・ミスクさんの冷たい目線、そして上品なファッションとのギャップが、役の恐ろしさを際立たせていました。
彼女の「財閥の奥様演技」の最高峰だと思うので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
きっと彼女のオーラに圧倒されますよ。
まとめ
イ・ミスクさんの人生を振り返ってみると、本当に波乱万丈で、彼女の出演するどんなドラマよりも劇的だと感じませんか。
若くして家を支えるために女優になり、スキャンダルにも動じない鋼のメンタルで結婚を貫き、自分の人生とキャリアのために離婚も恐れず、そして最後まで母親としての名誉を守るために戦い続けています。
彼女は、ただ美しいだけの女優ではなく、逆境をバネに、さらに輝きを増していく「生命力」そのものを体現している女性です。
感情的なスキャンダルが多かったからこそ、彼女の演技には、人生の深みと酸いも甘いも知っている人間的な魅力があふれているのだと思います。
これからも、彼女の人生経験が凝縮された、魂のこもった演技を見せてくれることを期待しています。
イ・ミスクさんのこれからの活躍も、一緒に追いかけていきましょうね。
