【視聴者から嫌われたヒロイン】韓国ドラマ3選!気を持たせる言動にイライラ!

今回は視聴者から嫌われちゃうイヤ~なヒロイン特集です。

ただ、今回あげた3作品はあくまでも筆者の主観です。

韓国ドラマファンは基本ヒロインに共感してドラマを視聴しています。

ただ、たまに視聴者から嫌われるヒロインもいますよね?

目次

好きになれないヒロインの特徴とは?

韓国ドラマで視聴者から嫌われるヒロインの特徴は主に以下の通りです。

①自己中心的でしつこい行動

嫌われるヒロインは相手の気持ちを考えずに自分の感情だけを押し付けることが多いです。

例えば、好きな男性に対してしつこく電話したり待ち伏せしたり、相手の職場にまで押しかける行動。

または、どう見てもヒロインも気がありそうなのに主人公からの愛の告白を拒み続けることも嫌われます。

駆け引きなのでしょうか?

このようなあいまいな態度は視聴者にも共感されにくいですよね。

②他者への嫉妬や八方美人

好きな人のことしか考えず、他人に対して嫉妬深く振る舞ったり、八方美人で信用を失ったりする部分が少しでも見えると嫌われます。

恋愛に偏った行動や自己満足的な正義感もマイナス評価の要因になります。

③女性視聴者から嫌われる要素

ぶりっ子で男性に媚びる態度や、同性の前と異性の前で態度を変えるなどの計算高さも敬遠されます。

また、2番手男子と呼ばれる主人公以外の男性が自分に好意を寄せてくれていると知っていながらも、主人公との恋愛がうまくいかないと泣いたりします。

2番手男子はやさしいのでヒロインを慰めてくれますが、そういうところを見ると女性視聴者は引いてしまいますよね。

天然ぶりっ子も、わざとらしいと感じられると嫌われる傾向があります。

④粗雑な言動や性格の悪さ

ヒロインの性格が粗雑で怒りっぽかったり、相手を罵倒したりする特徴も視聴者の反感を買います。

ラブコメの出会いシーンにこのようなヒロインがいますよね。

また、社会的プレッシャーや不遇な立場を描く例もありますが、それがドラマの中で誇張されることによって「嫌われキャラ」として印象付けられることがあります。

これらの特徴を持つヒロインはドラマ内でストーリー展開に重要な役割を持つこともあります。

しかし、視聴者から好かれにくいでしょう。​

以上を踏まえて、嫌われるヒロインの主なポイントは

「自己中心的で相手の気持ちを考えない」
「嫉妬深くて八方美人」
「女性視聴者から共感されにくい計算高さ」
「粗雑で感情的な言動」

が挙げられます。

視聴者から好かれるヒロインとは?

好かれるヒロインの特徴

  • 明るく元気な性格で周囲に笑いを振りまく
  • 優しさと思いやりがあり、困っている仲間や主人公に寄り添う
  • 主人公とお互いに支え合い、単なる弱者ではない自立した強さを持つ
  • 仲間思いで、他人の悪口を言わず誰に対してもオープンな態度をとる
  • 恋愛に対して健気で一途、真っ直ぐな気持ちを貫く姿に共感されやすい
  • 素直で可愛げがある

【視聴者から嫌われたヒロイン】韓国ドラマ3選!

①テプン商事

あらすじ

1997年に韓国を襲ったアジア通貨危機、いわゆるIMF危機の混乱期を背景に描かれるドラマ「テプン商事」は、ひとつの小さな企業をめぐる再生と成長の物語です。経営破綻の危機に瀕した父親の会社「テプン商事」を突然引き継ぐことになったのは、社会経験も乏しく、自由気ままに生きてきた青年カン・テプン。頼れる資金も商品もなく、社員たちの信頼さえ失いかけた会社の舵を取ることになった彼は、最初は無謀とも思える挑戦に身を投じていきます。

父からの形見である一鉢のバラを抱えながら、テプンは社長としての責任と覚悟を少しずつ心に刻み、仲間たちと力を合わせながらゼロから再生の道を歩み始めます。初めて手にする小さな契約の喜び、裏切りに揺らぐ信頼、資金難に追い詰められる現実——数々の試練のなかで、彼は“利益”以上に大切なものを見いだしていくのです。

「テプン商事」は、崩れかけた中小企業の再建を通して、働く意味、人とのつながり、そして若者たちがどう成長していくのかをリアルかつ温かく描く、希望と情熱に満ちたヒューマンドラマです。

テプン商事のヒロインはテプン商事経理社員から営業主任になったオ・ミソン(キム・ミンハ)です。

オ・ミソンを主人公テプンは好きになりすぐに告白します。

タイに出張した時にキスまでしたのに、「キスしたからといって付き合うわけではない」とテプンを振るのです。

ここで「はぁ?」とちょっとイラっとした筆者。

あなたはどうでしたか?(笑)

テプンは純情なので振られても「だったら片思いをする」とオ・ミソンをあきらめることができません。

一つ屋根の下で暮らしており、会社も一緒のふたり。

どうみてもミソンはテプンが大好きです。

この思わせぶりな態度に私はイライラが増します。

仕事もうまくいかないし恋愛も変な女に引っかかってしまったイメージになり離脱寸前になる筆者。

イライラはマックスです。

そもそもこのロマンスって必要なのかな?とまで思いました。

正直、ロマンスはワン・ナムモとミホの方が面白いです。

「優しいテプンの愛を一心に受けてる幸せを自覚してほしい」と心の中で叫ぶ私はただミソンに嫉妬しているだけなのかもしれません。(笑)

他の方はこのような感想を述べています。

序盤はおもしろかったけど回重ねるごとに微妙になってきた。恋愛もお仕事の話も中途半端で個人的に恋愛いらないなーってなった。次長に全く共感出来ないしピョ親子にひたすらイライラする。テプンとミソンの家族たちはかわいくて癒される。ジュノかっこいい。

https://filmarks.com/dramas/16838/22671

令和の韓ドラにしては一々間延びしすぎるシーンが多すぎるしオミソンのキャラは冷静なのか感情的なのかこっちが見てて困惑するモヤモヤするイライラもする
あとオミソン役の方が有り得ないほどストレートネックなのが気になる
内容面白い

https://filmarks.com/dramas/16838/22671/reviews/19880103

②赤い袖先

あらすじ

ドラマ「赤い袖先」は、18世紀の朝鮮王朝を舞台に、若き王世孫イ・サン(のちの正祖)と、見習い女官ソン・ドギム(のちの宜嬪ソン氏)が織りなす切なくも美しい愛の軌跡を描いた歴史ロマンスです。知性と好奇心にあふれたドギムは、自由を愛する一方で、宮中という閉ざされた世界の中で自分の運命を模索していきます。そんな彼女の前に現れるのが、厳格で責任感の強い世孫イ・サン。二人は偶然の出会いをきっかけに心を通わせていきますが、身分の違いや王としての宿命が彼らの前に立ちはだかります。それでも、互いの心は試練を超えてより深く結ばれていきます。

物語は、幼いドギムが提調尚宮の命で亡き後宮の弔問に向かう場面から始まります。そこで出会った一人の少年が、のちにイ・サンであることを知るのは、彼女が成長してからのこと。再会の瞬間、運命の歯車が静かに動き始めます。誤解や陰謀、宮廷内の権力争いが二人を翻弄しながらも、ドギムは自らの信念を貫き、愛に生きる女性として成長していきます。彼女はやがて正祖の側室となりますが、愛よりも誇りと自由を選ぶその姿が深い印象を残します。

最終章では、イ・サンが王としての義務と一人の男としての愛の狭間で苦悩する姿が鮮やかに描かれます。ドギムとの愛は結ばれながらも永遠に届かぬものとして心に刻まれ、時を越えてなお切なく響きます。二人がそれぞれの運命を受け入れながらも、互いの存在が生涯の光であり続けたことを感じさせるラストは、静かな余韻と深い感動を残します。

主要な登場人物には、ドギム(イ・セヨン)、イ・サン(ジュノ)、ドギムの兄ソン・シクや提調尚宮チョ氏などがおり、政治的陰謀や宮廷の権力争いも物語を彩ります。

ヒロインは実在する人物で史実にはイ・サンの求婚を2度も断ったと書かれていました。

1回目はドギムが13歳、イ・サンは14歳です。

理由はイ・サンの正室孝懿(ヒョウィ)王后に子がいないので気を使ったとのこと。

ところがドラマでは王だけに使えるよりも宮女としての生き方を貫いたように描かれています。

イ・サンの側室を拒むのはよいのですが、あの時代王様に逆らうなんて死を覚悟するくらいの出来事ですよね?

ただ、「自由に自分の人生を生きたい」などと宮女は考えるかな?なんて謎が残ります。

リアリティに欠けるドギムの言動にだんだんイライラ。

実際3度目1780年(1753年に生まれのドギムが27歳)に1752年生まれ28歳の正祖から承恩を命じられた際、ようやく受け入れます。

何度見返しても共感できないヒロインでした。

ジュノ目当てで一気観
ただただ、ジュノがかっこよかったが、軽くみれる感じじゃなくて、とっても切ないドラマだった

ドギムの気持ちは分かるけど、ドギムの態度に腹が立ってしまった

とにかく、ジュノは演技が上手でイケメンだということを再確認した

内容的にはとても良い作品だったと思う
久しぶり心を打たれるドラマを観たなってかんじです

https://filmarks.com/dramas/11481/15925/reviews/19821252

このドラマ、最初に観たときはドギムの気持ちが全く理解できなかった。
ジュノなのに何故そんなに頑ななのよって。
その後、いくつかの韓国時代劇を経て、朝鮮王朝のご事情をちょっとだけ把握してから、満を持して先日再視聴(ラスト4話だけ)したら、改めて、みちゃ複雑な気持ちになった。

https://filmarks.com/dramas/11481/15925/reviews/19556801

③あなたはひどいです

あらすじ

歌手ユ・ジナは、20年以上にわたり不動の人気を誇る名実ともに頂点のスター。スクリーンの中では華やかで完璧な姿を見せる彼女ですが、その裏には息子を手放した過去という深い傷があり、その罪悪感と孤独を胸に秘めながら、名声を守るため孤高の道を歩んできました。

そんなある日、ジナは自分の歌を真似して地方のナイトクラブで歌う新人モノマネ歌手チョン・ヘダンと出会います。初めは軽い興味から始まった関係でしたが、次第に二人の間には奇妙な友情のような絆が生まれます。ところが、ヘダンの恋人であるチョ・ソンテクにジナは複雑な感情を抱き始め、孤独に耐えきれず衝動的に彼を奪おうとしてしまいます。しかし運命は残酷で、ソンテクは突然の交通事故によって命を落としてしまうのです。

深い喪失感に打ちひしがれるジナとヘダン。二人はそれぞれ別の道で生き直そうとしますが、それぞれの前にはまた新たな試練が待ち受けています。ジナは大企業GRグループの会長パク・ソンファンから結婚を申し込まれ、彼の地位や財力を手に入れることで再び人生を立て直そうとします。ですが、その交際に強く反対するソンファンの息子パク・ヒョンジュンとの確執が、新たな波乱を呼び起こします。

一方のヘダンは、視力を失った青年と出会い、彼との心の交流を通して少しずつ希望を取り戻していきます。
このドラマは、二人の女性歌手が織りなす愛憎と復讐、そして救いの物語。ユ・ジナの秘められた過去や苦悩、欲望と罪の狭間で揺れる感情が濃密に描かれ、予想を超える展開と出演者たちの迫真の演技が視聴者を惹きつけます。

韓国ドラマ「あなたはひどいです」はW主演なのでヒロインは2人います。

トップスターのユ・ジナは悪役なので視聴者から嫌われてあたりまえです。

「あなたはひどいです」の酷い女がユ・ジナ。

もう一人のヒロインヘダンはそんなユ・ジナと対決する素敵な女性。

ところが私はヘダンに共感できず嫌いになってしまいドラマを楽しめませんでした。

その理由はこちらです。

頼りない

ヘダンは純粋で優しい面もあるものの、歌手として夢を持ちながらも家族の事情でモノマネ歌手としての現実に甘んじていることから、頼りない。

かといって助けてあげたくなるほどのいい人でもなく、ジナとの関係で悪意なき行動がトラブルを生みました。

何もわかってないのに生意気なところがなんとも好きになれないのですよね。

女優降板

序盤で、ヘダンを演じるク・ヘソンさんが体調不良を訴え降板されました。

そのため、その後を引き継いだチャン・ヒジンさんになってから性格や行動の一貫性に変化が。

急にヒロインが変わって「この人は誰?お姉さん?」などと混乱しました。

ようやく女優が変わったんだと気が付いたのですが、ヘダンの解釈がク・ヘソンさんと違っていたのか、または急だったのでチャン・ヒジンさんの演技は不安そうなのに気がきつい。

ジナ役のオムジョンファさんはしっかりと役作りをされていたのでしょう。

憎たらしさが回を重ねるごとに増していきました。

ところが、ピンチヒッターのチャン・ヒジンさんのヒロインは最後までふわーっとしており、後半ジナを家から追い出すときもぼーっとしてるだけ。

スカッとする決め台詞は、ヒョンソンの妻コナギョンに持っていかれてしまいました。

はっきりしない態度にイライラ

財閥のパク家に嫁ぐことで、その複雑な家族内の陰謀や裏切りの中に巻き込まれるヘダン。

自己主張が弱く、または曖昧な態度で私は「ヘダンのはっきりしない態度に」イライラしました。

作品全体がドロドロの人間関係を描くため、強烈な悪役や反感を買うキャラクターが多い中で、ヘダンは「被害者」の一人として描かれており、共感よりも苛立ちを感じたというのが正直な感想です。

他の方はこのような感想を語っていました。

毎日怒鳴りあって喧嘩して、でも一緒に暮らして朝食は毎日一緒に食べる。変な人たち。大騒ぎしてるだけで話が全く進まない。

別にモノマネ歌手の設定じゃなくてもよかったのでは?全く似てないんだし。「日本ではモノマネ芸人が本家より稼ぐこともある」だなんて会話があったけど、おばあさんはモノマネを知らなかったし、韓国ではモノマネは一般的じゃないのかしら。

このドラマに限らないが、内容と合っていない陽気なオープニングは、どんな意図なのだろうか。

イケメン役の芸能事務所社長が南海キャンディーズ山里みたいだった。

https://filmarks.com/dramas/2386/4051/reviews/17697662

オムジョンファ主役なので、面白いかなと思って見たけど、私は全然ハマらなかった。こういう登場人物が多い作品は、演技力高い人がどれだけ含まれてるかで面白さが決まってくると思っているけど、脇役がなんだかなーというレベルの人たちばっかりで、その時点で私はダメでした。

オムジョンファって、好きじゃないけど、怖いもの見たさで見てしまうタイプの女優。

https://filmarks.com/dramas/2386/4051/reviews/6371587

まとめ

視聴者の心に残るほど印象的だけど、同時に「嫌い!」と言われちゃうヒロインたち。

自己中心的な言動、過剰な感情表現、社会的な風刺の強調などが主な理由ですね。

でもこういうキャラがいるからこそドラマが盛り上がって感情移入も深まるのかもしれません。

あなたはどのタイプが一番ムカつきますか?

イライラしながらも辞められない韓国ドラマのヒロインの世界をこれからもぜひ楽しんでいきましょう。

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この記事を書いた人

日本のドラマや韓国ドラマ、KPOPが大好きなライター5年目の主婦です。
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