まず言わせてください。
NHK朝ドラ『あんぱん』、攻めすぎてません?
『アンパンマン』の誕生秘話を朝ドラでやるだけでも度肝を抜かれたのに、眞栄田郷敦さんが漫画の神様の役!?
でも正直、観た瞬間に思いました。
「分かる、郷敦で正解!」って。
あの静かな情熱、繊細だけど芯のある眼差し。
まさに天才の孤独と優しさを同居させられる人ですよね。
というわけで今回は、郷敦イヤーとも言われる2025年の彼が挑む『あんぱん』の役柄や見どころを、たっぷり語っていきましょう!
郷敦が演じるのは漫画の神様モデル!?
まず気になるのは、郷敦さんの役どころです。
名前からしてお察しの通り、手塚治虫さんがモデルです。
主人公・柳井嵩(北村匠海)が上京後に出会う運命の人。
天才として他を寄せつけない存在でありながら、嵩の才能を見抜き、のちに名作アニメ『千夜一夜物語』の仕事を託すキーマンです。
つまり、郷敦さんは主人公の人生の方向を変える仕掛け人でもあります。
これは責任重大ですよ。
ちなみに脚本は『花子とアン』の中園ミホさん。
やなせたかし夫妻をモデルにした骨太な人間ドラマに、郷敦さんの繊細な演技がスパイスのように効いてくる。
これは朝の15分で泣けるタイプのやつですね。
現場での郷敦コメントが熱い!
手塚さんのドキュメンタリー映像や記念館にも足を運び、「温厚だけどストイック、神様みたいだけど降りてきてくれる存在」というイメージをつかんだとのこと。
セリフ上ではシニカルに見える場面も、そこに人間らしさをどう込めるかを考え続けているそうで。
もう、真面目か!ってツッコミたくなるほどの研究熱心ぶり。
実際、現場では「もう少し手嶌らしいテンポ感で」というディレクションに応えながら、独特のリズムを模索中とのこと。
どうやら少し早口で集中力高めな人物像を意識しているようです。
このあたり、彼が『エルピス』で見せた抑えた演技の中に燃える情熱が思い出されますね。
朝ドラ初出演のプレッシャーは?
驚くことに、これが郷敦さんにとって初の朝ドラになります。
朝8時の枠は、全国の老若男女が同時に観ている国民的時間帯です。
そこに「漫画界の象徴」を担って登場するなんてプレッシャーが半端なかったことでしょう。
しかし郷敦さんは、インタビューで笑いながら
「正直、見た目けっこう似てると思うんです(笑)」
って言ってたのが印象的でした。
ピュアな自信と遊び心のどちらもあって素敵ですよね。
それにしても、北村匠海さんとの再共演が熱いです。
あの時のブロマンスが、芸術の世界で再び炸裂。
朝ドラファンよりも先に、映画ファンがざわついたのも納得です。
見どころを一言でいうと「郷敦の集中力」
手塚治虫さんが実際にそうだったように、何かに没頭する姿って、それだけで人を惹きつけますよね。
郷敦さんの役作りも集中の美学がテーマ。
絵を描くシーンでは、瞳の動きまで緻密にコントロールし、まるで考えながら描いている感覚をリアルに表現しているそうですよ(『朝ドラガイドブック』インタビューより)。
しかも、彼自身が子どものころ『ブラック・ジャック』が大好きだったらしく、「作品に育てられた」と語っていました。
だからこそ、敬意と責任を込めて自分なりの神様像を作ろうとしているのでしょうね。
よくある質問(FAQ)
Q:眞栄田郷敦さんはどんな性格?
A:現場では真面目で物静か。だけど共演者からは「実は話すとめっちゃ面白い」と評判(『AERA dot.』2023年6月9日掲載インタビューより)。ギャップがすごいんです。
Q:朝ドラ『あんぱん』はいつから放送?
A:2025年3月31日(月)スタート、全26週・130回。NHK総合で朝8時~8時15分に放送、BS4Kでは朝7時30分~放送。
Q:郷敦さんの今後の出演作は?
A:映画『港のひかり』(11月公開予定)、『ブルーピリオド』、そして『ゴールデンカムイ』続編など。まさに郷敦イヤー到来です。
Q:手嶌治虫って、手塚治虫そのもの?
A:モデルではありますが、あくまでフィクションとして再構成されたキャラクター。歴史的エピソードをベースに、ドラマ独自の要素がかなり加わっています。
まとめ
正直、朝ドラで天才漫画家役と聞いたときは、「それ、難易度高すぎでは…?」と思いました。
でも、ここまでの郷敦さんの演技を見ていると、むしろ「彼以外にできるの?」とすら感じます。
彼のすごさは、ただのイケメン俳優じゃないってこと。
目の奥に弱さを抱えながら、そこから生まれる優しさや情熱が画面に滲み出る。
『あんぱん』でそんな郷敦さんの新境地が見られるのが、いまから楽しみです。
ええ、最初は「無謀な挑戦じゃない?」と批判しました。
ただ、手嶌治虫の一挙手一投足に、朝から震える毎日でしたよね。
