フジテレビの問題!何があったのかわかりやすく教えて!これからどうなる?

産経新聞社、ニッポン放送などにより構成されるフジサンケイグループの一員であるテレビ局『フジテレビ』。

『フジテレビ』はタレントの中居正広さんと女性とのトラブルに関する対応に重大なコンプライアンス違反があったのではないかという疑惑がもたれています。

そこで今回は、

この記事でわかること
  • 『フジテレビ』に対するネットの声
  • 『フジテレビ』の問題!何があった?
  • 『フジテレビ』今後はどうなるのか?

についてご紹介します。

目次

『フジテレビ』の問題に対するネットの声! 

『フジテレビ』の問題に対するネットの声!をご紹介しましょう。

ネットでは下記のような声が多くポストされていました。

アトムさん

みなさん、厳しいねー!

『フジテレビ』に何があった?

『フジテレビ』に何があったのかわかりやすく解説いたします。

『フジテレビ』に起こった出来事を時系列でまとめると下記のとおりです。

『フジテレビ』に起こった出来事
  1. 中居正広の女性トラブル発覚
  2. フジテレビの関与疑惑
  3. 社長も知っていたのに対応せず
  4. 被害者軽視と信頼喪失
  5. スポンサー撤退
  6. 1月27日会見

ひとつずつ見ていきましょう。

中居正広の女性トラブル発覚

きっかけは”中居正広さんの女性トラブル発覚”でした。

2023年6月、中居正広さんと女性アナウンサーの間でトラブルが発生し、解決金約9,000万円が支払われたと報道されました。

まとめると下記のようになります。

『女性セブン』の報道内容

2023年6月にフジテレビA氏がセッティングした食事会に呼ばれた被害女性食事会での中居さんとA氏の親密な姿を見た女性
スタッフが来られず中居と女性の2人になった
仕事のために2人の関係を壊してはいけないと思った
中居の誘いを断れなくなっていた
密室で中居と女性の間に深刻なトラブルが生じた
代理人を介して中居が女性側に慰謝料として約9000万円の示談金を支払ったとされる

中居正広さんの女性トラブルの件においてはフジテレビ社員A氏が関与しているとのこと。

「週刊文春」をはじめ、多くのメディアで女性アナウンサーのアテンドを行っていた事が報じられました。

ただ、この件に関しては、中居さんの代理人弁護士は「解決済」であり、具体的な内容に関して「守秘義務がある」と回答しています。

(芸能活動を)支障なく続けられることになりました」とコメントしてから2週間。

1月23日に中居正広さんは芸能界から引退すると発表しました。

ファンクラブ向けサイトなどで「本日をもって芸能活動を引退いたします」と報告しています。

会見などはなかったため「無責任」との声もでていました。

バラエティー番組で、半ば冗談まじりに「おれは雲の上の存在だから」と語っていた中居さん。

デビューから30年以上をかけて築き上げたキャリアがあっというまに消えてなくなってしまいました。

海外メディアの反応は?

海外メディアは、「性加害問題(sexual assault)」として今回の事案を取り上げています。

欧州euro newsは1月23日に下記のように報じていました。

中居正広は性的暴行疑惑と、それをフジテレビが隠ぺいしてきたと報道されたことによって引退した。このスキャンダルは、日本の芸能界で繰り返されてきた性的暴行事件の一部である

欧州euro news

 香港South China Morning Postは次のように伝えていました。

中居とフジテレビはこの件を必死で隠そうとしたが、失敗した>海外メディアの多くは、旧ジャニーズ問題と、「中居トラブル」との間には2つの類似点があるとみている。1つ目は、性的暴行疑惑についてテレビ局が口を閉ざしてきた「沈黙の掟」(英The Guardian)だ。

香港South China Morning Post

旧ジャニーズの問題についても海外で報じられ、続いて今回の問題が公になってしまったので厳密に対処していただきたいですね。

アトムさん

恥ずかしいよー!

くまごろう

しっかりとしてほしい!

②フジテレビの関与疑惑

次に”フジテレビの関与疑惑”が浮上しました。

1月23日、芸能界からの引退を発表した中居正広さんの女性トラブルは今や個人の問題という枠を越え、フジテレビの存亡にまで関わる社会問題となりました。

フジテレビの編成幹部A氏が中居正広さんの女性トラブルに関与していた可能性があると言われています。

編成幹部A氏は女性社員を守るどころか、会食に同席させたといわれているようです。

関与が指摘されているフジテレビ幹部A氏とはどのような人物なのでしょうか?

A氏は人気バラエティー番組などを手掛けたことで知られるフジテレビの名物社員。

トラブルへの関与が指摘されているA氏は、騒動後も取引先とのゴルフに出かけるなど平静を装っていたそうです。

しかし1月中旬に「心身に負担が募った」ことを理由に出社を停止しました。

フジテレビはA氏の関与はなかったと言ってるようだね。

くまごろう

別の件では関与していたなどの噂があるよ。

③社長の会見

1月17日、定例会見を前倒しして緊急記者会見を開いたフジテレビの港浩一社長が行わました。

フジテレビの社長はトラブルを知りながら中居さんの番組を続け、スポンサーに説明もせず放置したと疑われています。

フジテレビは1月17日に会見を開き、港浩一社長は記者からの女性の上納の質問に「ないと信じている」と回答しています。

港浩一社長は会見でA氏を含む社員の一切の関与を否定。

2023年6月にトラブルを認識していて、中居さんから“女性と問題が起きている”と連絡があったという話がありました。

それを知りながら番組(『だれかtoなかい』)を継続したそうです。

トラブルについて社員の関与は否定しています。

また、『性的接触をさせることが常態化していた』という週刊誌の報道について問われると、「調査委員会に委ねる」コメント。

『週刊文春』でA氏と中居がかかわる別のトラブルが報じられたことなどについては「私はないと信じている」と答えています。

今回の会見は記者会に加盟するメディア以外の記者を排除し、動画での撮影もNGという極めて閉鎖的でした。

港社長の会見後、1月20日付の『スポーツニッポン』によれば、中居さんと被害者の接点はトラブルの2年ほど前にもあったとのことです。

そんな前から?

くまごろう

だけど何を信じていいのかわからないよー。

④フジテレビの隠ぺい体質批判

社長の会見により”フジテレビの隠ぺい体質”に批判が集まります。


フジテレビは過去にも女性社員が被害を訴えたのに、真剣に取り合わず、会社全体の体質が批判されました。

フジテレビの対応の遅れや隠蔽体質について「問題を知りながら適切な対応を取らなかった」というガバナンスの甘さが指摘されました。

フジの関係者は自社の体質について下記のように語っています。

フジの関係者が語る自社の体質

「フジテレビの企業風土の昭和っぽさ」
「経営陣が過去の成功体験から抜け出せていない」
「変わる時代にあって変わらない経営陣」
「長年続いてきた閉塞感とか時代錯誤の判断」
「お台場だけが昭和のまま時が止まっている」

アトムさん

昭和のまま時が止まってるってダメじゃん!

くまごろう

今は、令和だよー!

⑤スポンサー撤退

ついに”スポンサーが撤退”してしまいました。

結果的にフジテレビ全体が経営危機に陥ります。

大手企業を中心にCMの放送を次々と中止してしまったのです。

「サザエさん」を久しぶりに観た人が「CM全部ACジャパンだった」とポストされていました。

CM差し止め企業の一部をご紹介致します。

製造業
  • 自動車: トヨタ、日産自動車、スズキ、ダイハツ、ホンダ、マツダ、三菱自動車、スバル
  • 食品: サッポロHD、サントリーHD、日本コカコーラ、ヤクルト、キリンHD、アサヒGHD、キューピー、伊藤園、日清食品、ロッテ、明治HD、不二家、ミツカン、日本たばこ産業、キッコーマン
  • 医薬品: アリナミン製薬、第一三共ヘルスケア、大正製薬、大塚HD
  • 化学: 花王、ライオン
  • 機械: 三菱重工、興和
  • 化粧品: 資生堂
  • その他: ユニ・チャーム、アイリスオーヤマ、任天堂

CM収入がなくなってしまうと番組の制作や運営ができなくなってしまうんじゃない?

くまごろう

早急な対応が必要不可欠だよ!

⑥1月27日の会見

『フジテレビ』は”1月27日に10時間以上にも及ぶ会見を開きました。

16時から始まった会見は日付が変わった2時過ぎに終了。

高齢の経営陣に対し、Xでは「かわいそう」の声が多数あがっていました。

さらに、途中「トイレ休憩」を望む声もあがり視聴者から同情されていたようです。

しかし、

この会見はフジテレビ主催の会見のためトイレ休憩を入れることは本人たちが望めば出来るはず

です。

このような計画性のないやり方は「もしかして同情してもらうため?」などと思ったかたも多いのではないでしょうか?

X

また質問をする記者の中には「YouTuber」や興奮して大声で話す女性記者などが混ざっており、結局何一つ明確な答えを得ることは出来なかったようです。

皮肉なことにこの会見の視聴率、すごくよかったそうだよ。

くまごろう

Xでもトレンド入りしてたね。

『フジテレビ』は今後どうなる?

『フジテレビ』はこれからいったいどうなるのでしょうか?

『フジテレビ』の今後についてまとめ
  • 経営責任者の辞任
  • 『第三者委員会』の設立
  • フジサンケイグループから資金援助

ひとつずつ見ていきましょう。

①経営責任者の辞任

『フジテレビ』は港浩一社長と嘉納修治会長の辞任を発表して経営責任の明確化を図っています。

そして遠藤龍之介フジ・メディアHD副会長が辞意表明。

しかし、日枝久相談役は辞任されないとのことです。

アトムさん

経営陣が入れ替わればスポンサーも戻ってくるのかな?

くまごろう

でも、会長は辞めないんだよね。

②『第三者委員会』の設立

会見前の1月14日、フジテレビの親会社の大株主であるダルトン・インベストメンツらが日本弁護士連合会のガイドラインに基づいた『第三者委員会』の設立を要求しました。

このガイドラインに定められている第三者委員会とはこちらです。

第三者委員会とは

委員数:3人以上が原則 
企業と利害関係を有する者は就任できない
企業等が所有するあらゆる資料・情報・社員へのアクセスを保障すること
目的:利害関係者に対する説明責任を果たす

一方で、17日の会見では、日弁連のガイドラインに基づいた第三者委員会かどうかは明言せず、「第三者の弁護士を中心とする調査委員会」と語っていました。

日弁連のガイドラインに基づいた第三者委員会とは違う委員会の可能性も出てきました。

日弁連のガイドラインに基づいた第三者委員会のポイント

利害関係のある人は参加できない
調査結果の発表方法:独立性が保障されている
第三者委員会で役員等に調査し事実認定原因の分析
公表するときまで経営者陣には見せない
調査内容について現経営者陣が横槍を入れることが難しい

日弁連の第三者委員会とフジテレビの言う「第三者の弁護士を中心とする調査委員会」について1月27日の記者会見で経営陣は下記のように答えていました。

 「独立性については、独立性・専門性の高い弁護士を調査の委員にしていく」

③フジサンケイグループから資金援助

フジテレビはフジサンケイグループの会社です。

フジサンケイグループは、フジテレビの親会社であり、多角的な事業を展開する大企業です。

同グループは、フジテレビを支援し、その存続に努めると考えられます。

ただフジサンケイグループの資金力は無限ではないので過度な資金援助は、グループ全体の経営を圧迫する可能性もあります。

フジテレビだけの問題じゃなくて他のテレビ局や芸能界の人たちも疑っちゃう。

くまごろう

フジテレビが視聴者の信頼を取り戻すのは大変だろうね。

今回は、

この記事でわかること
  • 『フジテレビ』に対するネットの声
  • 『フジテレビ』の問題!何があった?
  • 『フジテレビ』今後はどうなるのか?

についてご紹介しました。

『フジテレビ』は、現在まで多くのファンに愛され続けてきたテレビ局です。

さまざまなうわさや憶測もありますが明らかになっていない真相が数多くあるのが現状です。

これからのフジテレビの動向に注目し良い結果が導き出されることを願うばかりです。

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