韓国の名優イ・ドクファさんは、長年にわたりカツラを活用しながら俳優の道を歩んできました。
20代前半から始まった脱毛との戦い、カツラの広告モデルとしての活動。
ドラマやバラエティでは多彩なカツラを使用されているそうです。
このページではその知られざるカツラ事情を時系列で振り返ります。
本人の率直で明るいエピソードも交え、イ・ドクファさんのプロとしての覚悟と家族の支えを感じられる内容になっていますので、どうぞお楽しみください。
イ・ドクファのカツラ事情を時系列で紹介!
- 20年以上前(約1998年頃)
20代前半の頃から脱毛を始めました。最初の脱毛部位は胸毛で、一般的に男性はヒゲから始めることが多い中、胸毛脱毛からスタートしたのは珍しいそうです。当時は脱毛の機械も今ほど進化しておらず、痛みや施術時間にも違いがあったようです。 - 脱毛と並行してカツラ広告モデルに起用(2000年代初頭〜)
脱毛に取り組んでいる時期とほぼ重なって、カツラの広告モデル依頼があり、当初は脱毛など自身の悩みもあって不快感を持っていました。しかし、経済的に困難な時期だったため受け入れました。 - カツラ使用と役作り(2000年代以降〜現在)
ドラマ出演時は役柄に合わせて様々なカツラを利用。リーゼント風や白髪交じりのカツラなど、多様な髪型をカツラで演出しています。撮影中にずれやすい欠点もあり、NGになったこともあります。 - カツラ使用を公表(2017年ごろ)
当初はカツラ使用を隠していましたが、徐々にオープンにカミングアウト。カツラ広告を21年間務めており、もし会社が倒産しても裏切ることなく続けると公言しています。
このように、イ・ドクファさんは20代後半からカツラを経済的背景や役者としての役作りを兼ねて使用しているとのことです。
公表も時を経て徐々に率直に語られるようになり、現在では公然の事実として受け入れられているようですね。
イ・ドクファのカツラエピソード
①撮影中に起こったカツラずれ事件の裏話
ドラマの衣装担当者が早速カツラを制作。
ゴムで止める仕様だったため激しい動きをするとカツラがずれてしまったのだとか。
2017年に出演したバラエティトーク番組「ハッピートゥゲザー3」で「セリフは決まってるのにカツラがずれてNGだった」と明かしていました。

また、イ・ドクファさんは時代劇でもカツラが激しくずれてしまい、監督が思わず「NG」を出したそうです。
本人は「カツラが宙を舞わず、ちゃんと留まっているかが釣りの時以上に気を遣う」と笑い話にしていました。
釣りの時とは?
イ・ドクファさんは大人気の釣りバラエティ番組「都市漁夫」で長年MCを務めています。
海に船で進むとき風がきついと、共演者であるイ・ギョンギュさんから「髪は大丈夫」と心配されていました。
するとイ・ドクファさんは「今日は特別に飛ばないのを被ってる」とさわやかな笑顔で対応。
この会話を放送するくらいなのでイ・ドクファさんのカツラについては秘密にしなくてもよい話題なのでしょうね。
②カツラ広告モデルになったときの複雑な心境
35歳くらいのころから薄毛が気になり始めたドクファさん。
最初は脱毛に悩み、広告モデルの依頼が来た時は「自分の弱みをさらけ出すようで嫌だった」と語っていました。
当時のことを振り返り週刊朝鮮(チョソン)とのインタビューで
「(国際通貨危機で厳しかった)当時、カツラ広告への出演を提案された。最初はとても不快だったが、根強く説得された。留学中の子どもが2人で、非常にたくさんの金がかかった。子どもを帰国させるべきかどうかを悩んでいた状況だったので、受け入れた。カツラの広告モデルになったおかげで子どもの教育を無事終えることができた。カツラは80年代半ばのドラマ『愛と野望』を撮影したときから使いはじめた」
引用:中央日報日本語版 2009年07月16日
また、「カツラの広告モデルをしてからもう13年が過ぎた。人生は何とかしてでも生きられるものだ。
ありがたい縁だと思っている。
頭髪の問題も解決し、生活も解決できたから。
いまは役割に合わせて数十個のカツラを持っている」と明かしていました。
苦しい時期を支えた会社との絆が伝わるエピソードですね。
③娘のイ・ジヒョンが父のカツラ事情をどう見ているか
女優イ・ジヒョンさんも芸能界で活躍する中で、父のカツラ使用や広告モデル活動についてどう感じているのか気になりますね。
ジヒョンさんがお父さんのカツラについて語ったことはありませんが、KBS2「ハッピートゥゲザーシーズン3」に出演した際
MCパク・ミョンスさんから『家に帰ったら、どうしますか?』と聞かれ、
『すぐに外す』と答えていました。
しかし、『我が家では大丈夫だけど、人の家では…。(困る)』とのこと。(笑)
おもしろいですね。
このことから家族の目はまったく気にしてないことがわかります。
家族としての理解ある関係が垣間見えるエピソードだといえますね。
④脱毛とカツラが役者人生を支える!
脱毛に通いつつ、カツラで役柄に合わせて髪型を変えることは「役作りの一環」と本人が明かしていました。
ドラマや映画への出演が決まったら、台本はカツラメーカーに。
社員さんたちがキャラクターを詳細に分析して、役に合わせたカツラを製作するのだそうです。
髪のことで悩む時間を演技への集中時間に変えたプロ意識の高さや覚悟が感じられますね。
⑤交通事故取材時にカツラ隠しで手術着の帽子使用
交通事故に遭った際に、病院に記者が取材にやってきて、カツラがない自分を隠すために病院で借りた手術着の帽子を急ごしらえでかぶったそうです。

突然の対応力にスタッフもびっくりだったエピソードです。
まとめ
イ・ドクファさんのカツラ事情は、ただの髪型の問題を超えた人生の一部として刻まれています。
経済的困難や役者としての役作りのためにカツラを使い続け、時には撮影中のハプニングも笑い話に変える明るさが印象的ですね。
最近はカツラ使用をオープンにし、広告モデルも継続中という強い絆を見せています。
彼のカツラへの向き合い方は、演技への集中と家族への愛情を感じさせる貴重なエピソードの数々でした。
